映画の新規開拓ができそうなメンタルだったので気になってた『ノクターナル・アニマルズ』を視聴。小説家の元夫から届いた小説を読みながら物語が進んでいく。
小説と現実世界が入れ替わるシーンの繋げ方が良かった。エイミー・アダムスはキュートなイメージしかなかったが、バリキャリファッションと強めのメイクも合ってて素敵だった。
相手の弱さに寄り添える人・自分を曲げられる人はきっと誰とでもうまくやっていけるのではないか。スーザン(エイミー・アダムス)はそれができずに元夫とも現夫ともうまくいってない気がする。
内容は結構胸糞悪めで、今の良いメンタル加減でも時々不穏な気持ちになるくらい。登場人物全員嫌な感じである。繊細だった元夫が書いたとは思えないくらい過激な小説にスーザンは刺激を感じて再会を望むようになる。ラストシーンでは元夫の長い復讐のようなものも感じて少し爽快な気分になった。スーザンは誰かと一緒にいるよりも一人の方が伸び伸びできそう。相手に刺激や自分と同じ精神の強さを求めるのは難しい。
アーロン・テイラー=ジョンソンの役がとにかく不愉快で最悪だった。ということはものすごくハマってたということなんだけども。他の映画でもたびたび見かける俳優さんだが、この映画でゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞していた。納得〜。なんと次期ジェームズ・ボンドのオファーがあったようなので、もし実現したらちょっと見てみたい。
映画を見つつ作業をしていたら、冒頭のスーザンみたく紙で指を切ってしまった。結構ザックリいっちゃってやらかした。ダークな映画だったけどメンタルが引きずられることなく視聴できたので明日も新規開拓してみようかな。