01「30分で日記を書く」

koten
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会社から出て、百均に立ち寄り、その足でマクドナルドに入った。小雨が降っていたけどあまり気にならなかった、それくらいジャンクフードを食べられることが嬉しかった。店内に入り席に着いたらモバイルオーダーで商品を注文する。最近付け合せの飲み物は、爽健美茶がちょうど良くなって、いつの間にか、ファンタグレープをたくさん飲めなくなってしまった。商品を受け取って、もそもそと食事をしていると、次第に店内が賑わい始める。平日なのに珍しいなと思ったが、そういえば今日は金曜日であった。華金として、夜ご飯をマクドナルドにする人たち。曜日の感覚が曖昧になって、もうすぐ二年が経つ。

文章を書き始めると、気づいたら2時間くらい平気で書き続けてしまう。それが日記みたいな、自分の感情をつらつらと書くものなら尚更。それもあり、以前書いていた日記は段々と書かなくなってしまった。次の日が仕事でも、睡眠時間を減らして書き続けてしまうのだ。そこで、今回からは30分という制限時間を設けてみることにした。今時計を見てみたら残り8分だ。全然たいしたことを書けていない。日記ってこんな感じでしたっけ。

人の優しさに触れた。その人は、へらへらと笑う私の肩を、がっしりと掴んで、一切笑わずにこちらを見つめている。逃げられないその瞳が優しくて、強くて、怖かった。そしてそれ以上に嬉しかったし安心した。ただ、また怖くなった。今度は「嬉しいと思う自分」のことが。人の行動によって一喜一憂する事が、とてつもなく怖い。嬉しいと思うとすぐ怖くなる。無限ループだ。

チキンタツタを食べに行ったのに、サムライマックを食べてたことを思い出した。チキンタツタ、食べたいな。

2024/05/10