仲直りのからあげ弁当
頻繁に夢に出てくる職場のOさん。
昨日からこの記録を初めて、夢に出てきたことを書いたからかまた出てきた。
私は職場復帰していて、神社境内で行われるイベント出店のヘルプに駆り出されていた。
昼時になり、神社の広いところでからあげ弁当を食べよう、資格の勉強しなきゃと思っていたらOさんが声をかけてきた。
なんかもう無視するのも面倒くさいので話に乗って一緒に昼ごはんを食べることにした。嬉しそうなのがむかついた。
からあげ弁当はそんなに美味しくなかったし、神社境内に沢山弊社のキャンペーンポスターが展開されてるのを見て「こういう所がセンス無いんだよな」ってぼやいた。
弟の友達
多分私がまだ23そこらの設定で、弟が大学生になっている世界線。ガタイのいい弟の友達が家に遊びに来ていた。
ちょっとどもりぎみだけど真面目なスポーツマンという印象だった。
正直私は弟の友達の名前なんて1人2人くらいしか知らないので、実際この世界でもその子は実在するのか分からない。
弟が大学生で、私が新卒で社会人になっている、今より健全な世界線。ドラマみたいに色んなものの都合が良すぎて、つくりもの感が拭えなくて、でも暖かくて、羨ましくて悔しかった。
テレビディレクター
『イエス・キリストにそっくり』と話題の、旅番組を担うテレビディレクターがとある地域で処刑を免れたという特集のテレビを見た。
どんなものかと思ってお顔を拝見したら、確かにイエス・キリスト像に似ている。
でも男性で彫りが深い方なら、髪をセンターロングに伸ばして、黒髪にパーマをかけ濡れ髪系のスタイリング剤をつけて、髭をそこそこ伸ばせば誰だってイエス・キリストに見えると思う。
そんなテレビディレクターは自身が担当しレポーターも務める旅番組で訪れたとある地で『侵略者』として処刑されそうな展開になる。
そのとある地では有力者の談判で処刑をするか否か決め、処刑になった場合は「流殺刑」というもので処すのだとか。
流殺刑は人を十字架に吊し上げ、身体に対して垂直、左右並行の三ヶ所から大量の水を流す。それとともに、石や鏃、刃も一緒に流す。
かまいたちに襲われているかのように少しづつ、しかし確実に体を傷つけ死に至らしめる処刑法なのだという。
なにがどうして処刑されるに至ったのか、なぜされずに済んだかはさっぱり分からない。
でも命の危険があってなお、番組としてカメラを回し続けている狂気に少し引いた。
そのテレビディレクターは無事帰国し、奥さんと2人で特集をモニタリングしていた。
彼らの部屋は秀吉の黄金の茶室並に金に覆われていて、トイレは壁からタイル1枚1枚、便器に至るまで銀色であつらえていた。
本物の金と銀らしい。
一介のテレビディレクターにそんなことが出来る財力なんてあるのだろうか?とディレクターとその奥さんの虚ろで笑っていない目を見ながらぼんやり思った。