やるタスクとやらないタスクの線引

kouhon
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仕事をしていく中でやるタスクとやらないタスクの線引をやっているがこれがなかなか難しい。

難しい理由は多分、やるタスクとやらないタスクが曖昧だからだと思う。やるタスクは明確でそのタスクをしなければそもそも解決したい問題が解決しないことだ。だが、ここで「これも重要かも」「これもやっておいたほうがいいかも」と雑念が入るとなかなかやらないタスクというものが生まれない。

モスクワメソッド

タスクの線引を表したものにモスクワメソッドというものがある。要件を以下の4つ分類して優先順位をつける手法だ。

Must have

「Must have」とラベル付けされた要件は、現在の配信タイムボックスを成功させるために重要です。

Should have

「Should have」とラベル付けされた要件は重要ですが、現在の配信タイムボックスでの配信には必須ではありません。

Could have

「Could have」とラベル付けされた要件は望ましいものですが必須ではなく、わずかな開発コストでユーザー エクスペリエンスや顧客満足度を向上させることができます。

Won't have

「Won't have」とラベル付けされた要件は、最も重要度が低く、見返りも最も低い項目として関係者によって合意されているか、その時点では適切ではありません。

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/MoSCoW_method

ここで重要だと思ったのが「Must have」の項目に書かれていた「関連するすべての利害関係者との合意により、要件を「Must have」からダウングレードできます。たとえば、新しい要件がより重要であると考えられる場合」という部分。

チーム内でどんな要件が「Must have」なのかを定義付けて、都度確認しあうのが大切なんだと思う。