2025/10/15-『龍と謙信』

koyoko
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公開:2025/10/15

はやく読み切りたい(泣!)ので、久しぶりに読書日記つけていく。読むのは武川佑『龍と謙信』。一章読み始めてそわそわしているのであらすじはリンクから読んでね。そして買って!!!!!


第一章 不偸

買ってからすぐとそのあとも何度か本は開いていたのだが、また樋口与六曰く~で泣く。と思ったら第一章の書き出しで泣く。はやく読み進めたいのだが!?いつも本は読み始めるまで、あと書き出しにうまく乗れるまでにわたしは時間がかかるのだが、表紙はずっと目にしていたので、「龍姫」「女雛」などがアトリビュートのように頭に入ってくる。すでに先の一文「男たちが決めたことを女たちは何も知らされていない」が重なる。とか言って、天文二十二年♡♡♡になってわざわざ信長公記でおもしれー男とおもしれー男の会見部分を読んで(本編に関係ありません)、これがわたしの読書の進まなさ…になる。あと「京、行こ!」道中の修験者ってもしかしておもしれー男ですか……。

武川さんの物語には必ず月経の場面がある。男性作者による歴史小説にどれだけ月経の描写があるのか、寡聞(読)にして知らないが、妊娠・出産の頻度が多いと月経は少なく…という一連のことがかの名著『生理用品の社会史』に書いてあったはずで、女の名前がろくに残っていない時代の月経事情が「不浄」の文脈以外でどれだけ残っているのかを考える。物語、しかも歴史小説であっても、月経のわずらわしさが書いてあることがうれしい。まだ京にも着いてないのだが、i一章の残りは寝る前に読みます。あと武川さんのオリキャラっていいんだよな~!!!

メモ 直江は宍戸錠のほう、仙桃院さまが高島礼子(子が景勝)

つづきたい