背すじをピンとしない

くらたに
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一応デザイナーの端くれとして生きているため、新しいサービス、とりわけUIにこだわりが感じられるサービスは反射的にチェックしてしまう。

この「しずかなインターネット」にはbold(太字)の概念がないらしい。

boldは便利だ。それだけでコントラストが強まって見やすくなり、重要なものだと自然に伝えることができる。それを使わないという判断に、サービスの強い思想を感じた。

(思想って悪い意味じゃないよ、念のため)

最近はなるべく無責任に、気楽に生きようと努めている。気になったものもとりあえず手を出してみて、続けるかどうかはあとで考える。このしずかなインターネットもそのうちの一つ。

他人に共感を求めない文章を書くのにちょうど良いかもしれない。月に一度くらい存在を思い出して書いてみたい、と今は思っている。