手塚治虫「火の鳥」の中では、鳳凰編がとても好き。
我王と茜丸がそれぞれに背負う業を、それぞれがどう受けとめて生きているのかを読んでいるのが好きなのかもしれない。難しい解説とか解釈とかは分からないし、そんな視点で漫画を読んでいない。
この鳳凰編をゲームにすることになったわけだから、相当無茶な話だと思うが、コナミは本当にすごいと思う。ゲームは我王が出てくるだけで、茜丸は一切出てこない(よく思い切ったなと)。アーカイブとして配信されることは権利上絶対ないが、音楽はとてもよかった。
「大和」ステージと「太古」ステージの曲が、とても良い。「太古」はこの曲を聴きたくて、ゲームをやっている人の家に行っていたくらいだ。
だから、YouTube でこの曲を弾いている動画を観た時には、本当に感動した。この人の演奏は「間の取り方」が絶妙で、本当にファミコンで聴いている時と同じだった。