このゲームは、音楽だけでなく、カーソルを動かす音・決定音などの効果音が良かった。
『デジタル・デビル物語 女神転生』は、従兄がやっているのを横で見て、音楽を楽しんでいた(特に好きだったのは、ヴァルハラ回廊の BGM と、アンフィニ宮殿の BGM だった )が、この『真・女神転生』は、自ら本格的にプレイしていた。
周りが皆、ドラクエやファイナルファンタジーを熱心にやっていた中、このゲームをやっていた。そのため、物理防御力を増す魔法は、スカラ・スクルトやプロテスではなく、ラクカジャが先に思い浮かぶ。
レベルが低いとピンチに陥りがちな「金剛神界」「銀座」の BGM は、忘れられない。
何度も行き来した「カテドラル」は、頭をぐるぐる巡る曲。一時、着信音にしていたことがある。この曲は『真・女神転生if...』の憤怒界でも流れるが、アレンジされている。
ニュートラルルートでクリアするために、何度やり直したか…。
ロウ・ヒーローとカオス・ヒーローが輪廻の内にいることを、彼らの最初のセリフと最後のセリフから察することができて、深いゲームだなと思っていた。プレイヤーにあまりいろいろ優しく説明しない感じが、良かったのだと思う。
『真・女神転生Ⅱ』ではカテドラルの曲は無かったような気がする。最後に訪れる魔界で流れる「3D:魔界」は、良い曲。『真・女神転生if...』では、この曲のアレンジが貪欲界で流れる。
このシリーズは『デビルサマナー ソウルハッカーズ』『ペルソナ2』の罪・罰までは、やった。『真・女神転生Ⅲ』以降は、やっていない。
ペルソナも人気シリーズになったようだし、新たなファンを獲得してとても良かった。このゲームは世界観が独特だから一定数のマニアがいるとは推測できるけれど、その結果「すべてのジャンルはマニアが潰す」ことにつながるのは、良くないと思うから。