GLAY のアルバム BELOVED 9曲目の『春を愛する人』は、名曲だ。
BELOVED は高校生の頃によく聴いていたアルバムで、確か秋頃の発売だった気がする。
この曲の良いところは、タイトルだけ見ると春の歌に見えながら、「訪れる春の花の芽の息吹」、「終わらない夏を今も胸に」、「切なくて秋の散り行く街路樹を背に」、「やがて来る冬の肌を刺す風で」と季節を一巡して、また春を歌って終えているところにある。
春を愛する人と、いちとせ(一歳)を過ごし、それをまた繰り返す。ちとせ(千歳)まではいかないにせよ、長く続く間柄を歌っている感じがして、私はとても好きな歌だ。
先日、YouTube チャンネル「永田 ハードオフ久留米国分店」で、この曲を歌っており、(永田さんの動画はいつものことだが)想像以上に GLAY だったので、この記事を書いた。声とか音の作り方とか、歌い方(特にマイクの持ち方)、弾き方に GLAY 感が溢れている。
ゴールデンボンバーの『女々しくて』を歌っている動画でも、後半 4:23 からは、GLAY の『ALL STANDARD IS YOU』を歌うのだから、よくできている。