おでかけが好きという話。

しずいんの記事ではちょこちょことどこかで美味しいものを食べに行く話をしております通り、お出かけが好きです。車があると陸続きの場所であればある程度遠くまで行けるのがいいですね。ハチミツとクローバーという漫画で自分探しの旅をしていた竹本くんも、自宅のドアがどこでもドアだったんだと言っておりましたが、まさしくだなあと思います。玄関を出て行きたい通りに道を進めばどこかしらには着けるし、行きたい場所へだって行けるのだと。

宗谷岬

これが竹本くんの自分探し物理的なゴールでもある宗谷岬ですね。人生初宗谷岬だったんですが竹本くんに倣って(?)自分が仕事でしんどかった時に家族から行くぞと言われたのが訪ねるきっかけでした。天気はそこまでいいとは言えなかったんですが、家族も大変なときだったのでロングロング海沿いドライブはお互いとてもいい気分転換になりました。

この日は風がとても強かったけれど、ここは場所柄いつも風が強いのかもしれないなあ。宗谷地方というか、稚内は夏場の天気予報を見ていても羨ましいくらい気温が他と比べて低めです。北海道といえば涼しいと思われていそうだけれど昨今はとても気温が高くなることが多いので、夏の暑さから逃げたい人は北海道の中でも稚内や釧路そして根室を訪ねることをお勧めしたい。そのくらいには気温が低い。むしろ寒いまである。

そんな感じで行きたくなったらフットワーク軽くどこへでも馳せ参じてしまうのですが、我々的にはこれはあくまでも「おでかけ」あるいは「ちょっと遠くへおでかけ」であって旅ではなかったりします。旅って、憧れがあるよねぇ。多分行き先を決めたら観光地にある名物を調べて、どのお店に行ってなにを食べるかも吟味してウキウキ歩き回るのが旅なんだろうなあと思っています。10年ほど前にはわたしも年二回ペースで東京へ行ってた時期もあったのですが、それもまた旅ではなく「遠征」だったので、やはり旅行というものに憧れがあります。

でもやはり、突発的に休みがあったら「よっしゃどこかへ行こうぜ!」ってなる気楽さや気安さの方が性に合っているのかなあ、なんて。道の道の駅も北海道のはすべて訪ねてしているので、おでかけの道中にある場所へ無理せず寄るくらいになっているのですが、前に訪ねたときには存在していなかったものが増えたりしていると、ちょっと得した気持ちになります。逆にリニューアルしてオシャンティーな雰囲気になってしまうと、元々あった趣やなにかが失われたような気がして切なくなったりもするのですが、この辺りは完全に好みの問題なんだろうなあと自己分析してみたり。

おでかけの目的やきっかけは大体が食べ物で、たまに景色がみたい。になります。まあ、食べ物と景色は大体セットになってしまうんですけど。美味しいコーヒーが飲みたいであったり、お蕎麦が食べたいであったり、記事にもしているピザやしらすであったり。季節や移動時間とスケジュールが合った場合に発動することが多いです。しばらく遠出は控えて近場でのおでかけが主になるとは思うのですが、それでもしばらく立ち寄っていない場所が多々あるので、次はどこへなにを食べに行こうかなあ。と、頭を悩ます日々です。

@ktgn_ds
意味はないけれど個人的に楽しかったり美味しかったり気になったことを書いたりしたいものです。