美味しいものを食べるのが好きなわたしですが、もちろん自宅でも自分好みの味つけで作ったご飯を食べます。もりもり食べます。食べすぎて毎日食後は苦しい。太る。でも食べてしまう。これの繰り返し。つまり太る。食べ物の好き嫌いがないとは言わないけれど、大体のものは美味しく食べられ、苦手なものも進んで選びはしなくとも出されたものを食べることは出来、本当に無理ですすみませんな食材はごく少ない方(おそらく)を自称しているので、ご飯を食べるという行為が大好きすぎて仕方ないというわけです。幸せなことです。
そんなわたしですが、先日夕飯でちくわにキュウリ詰めて切ったやつ。を、作りまして。そう、ちくキュー。白に茶色の薄皮纏うちくわの中に緑色の鮮やかな皮と白い実のキュウリが眩しいちくキューです。ちくキュウの方が正しいのかな。ただ我が家ではキュウリの皮を若干残しつつも剥くスタイルなので、言うほど緑は見えないのですが。さておき。ちくわ×キュウリって最高の組み合わせですよね。キュウリ×ちくわの方が順番的に合ってるかもしれない。属性的な意味で。などと思いつつ。ちくわキュウリ、本当に美味しい。甘味と弾力のあるちくわと瑞々しくパリッとした食感のキュウリの合わせ技。そこに酸味と旨味とコクのあるマヨネーズを添えるとそれはもう優勝の味なんですよね。ちくわだけでもキュウリだけでも美味しく頂く方ではあるのですが、このふたつが合わさることで美味しさが二倍にも三倍にもなると思っています。異論は認める。
そんなちくわさんですが、キュウリ以外にもチーズを突っ込んでコロコロ転がしながらフライパンで焼き、カレー粉とお水を各少量振りかかけて絡ませるようにして焼いたやつも美味しいんですよね。出汁を染み込ませたものも美味しい。対するキュウリくんも酢と砂糖と醤油とみりんを煮きった熱々の汁で漬け込んで鷹の爪を添えてやるとか、甘酢に漬け込むとか、ポテサラやスパサラに忍ばせても美味しい。決して主役を張りはしないかもしれないけれど、そこにいてくれるだけで彩りもよく、なによりわたしが嬉しい。そんな存在です。
いやー、食べ物って、単独で食べても美味しいし、別のものと掛け合わせてもより美味しい。無限の可能性を秘めた本当に素晴らしいものですよね。