個人的な意見ではありますが、おそらく北海道民に好きなカップ焼きそばは? という質問を投げたら8割近い人が「焼きそば弁当」と答えるんじゃないかしら。と思っています。多分おそらくきっと。そのくらいわたしにとっては馴染み深くて生まれてから今日までいくつ食べたかもわからないくらい食べてきました。
甘めなソースとキャベツと謎肉で構成された油で揚げたのであろう麺からなる焼きそばと、付属の胡椒の辛味が美味しい中華スープ。それらを美味しくもぐもぐするわけです。もちろんごくごく一般的なカップ焼きそばなので、麺が生タイプなわけでもないですし、思い入れもなにもない道外の人が食べたら思ったより美味くはないかなと思ってしまうかもしれない。わかる。なんせ焼きそば弁当は北海道民のソウルフードみたいなところがあるから(個人の感想です)欲目がすごい。誰のってわたしの。ある一定以上の年齢の道民はスーパーにペヤングがない時代を長らく生きてきたので、もうこれは魂に刻まれてると言っても過言ではないかもしれない。なんなら、親の手料理食べた回数よりも焼きそば弁当食べた回数が多いまである。
チープな麺がソースと絡んで熱々のうちにずずずっと啜るのが好きなんだよなあ。たまに無性に食べたくなる。もちろん他のカップ焼きそばを食べたりもしますし、味濃いめのUFOとかからしマヨが嬉しい一平ちゃんも美味しい。モッチッチは麺がもちもちしてるのいいよね! って思うんですけど、何度食べてもまた食べたいなあ。次の休みのお昼は焼きそば弁当にしよう。なんて、ついつい手を伸ばしてしまうのは焼きそば弁当なんだよなあ。ありがとうマルちゃんの焼きそば弁当開発者の皆さん。本当にありがとう。わたしは焼きそば弁当が大好きです。