ゲームを参考にアプリ開発しよう

Katashin
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ゲームはつまらないと遊んでもらえないので、遊んでもらえるようにするための工夫が詰まってて、アプリ開発の参考になると思う。

アプリのチュートリアルは一番ゲームを参考にした方がいい部分だと思っている。最初に長いチュートリアルを見せられるのが一番つまらないのに、そうしてくるアプリがあまりにも多い。これを読んでる人でチュートリアルを一度も飛ばしたことない人いますか?

桜井さんが動画でも言っているように、やらされてる感なく、能動的に遊びながら学ぶのが一番なので、アプリもそう言った使い方をしてもらえるように作りたい。早く本題に入ってくれ!と思うのはアプリを使っていてもあることなので、なるべく早くに実際の UI を触ってもらい、必要であればガイドを入れるのが良さそう。

もう一つ大事なことだと思うのが、機能をユーザーに発見させること。ゲームで新しいアクションをユーザーに使わせるとき、説明を入れるのではなく、それをしたくなるような状況を作って、発見させるように仕向けているものがある。カービィの最初のステージは、ホバリングを行わせるためにわざと初めの方にジャンプでは飛び越えられない高い壁を設置したらしい。

アプリでも UI をすべて説明的にするのではなくて、もっとユーザーが発見するように作っていいと思う。そういった UI で最近気づいたのが(そういう意図で開発されたのかはわからないが)、Scrapbox の字下げのやり方だ。この項目を右に持っていきたいなーというときに行頭に空白を入れると字下げされることを発見できる。

この辺の考え方はうまくいくかどうかわからないので、とりあえずやった感を出すためにチュートリアルを作ったり、説明的な UI にするプレッシャーがビジネス側からかかりがちに思う。うまくいっていることを確認できるようにちゃんと計測などをしていくのも大事なのだろう。