「かたしんさんは自分の作ったものにこだわりを持つんですか？」って聞かれて、「若い時はそうだったけど最近はそうでもないです」って答えた自分に対して老いたなーと思った。若い時は〜って言いたくなかったけど、それ以外に適切な表現が思い浮かばなかったので、僕はもう若い方じゃないんだと思う。
考え方とか行動も一昔前からは結構変わった気がする。前は勉強会に積極的に参加していたけど、最近は参加する意味を考えてしまって、大抵特に聞きたい発表もないし、懇親会は好きじゃないのであまり参加しなくなった。
自分は社交的な方ではないどころか人との交流が苦手な方なのに、以前は交流会でがんばって話そうとしてたりして、かなり無理していたなーと感じる。もちろん技術に関する話をするのは好きなので、一度話し始めてしまえば楽しめるのだけど、そこに至るまでのアイスブレイクがきつい。
OSS 活動も同じで、僕がやりたいことは開発なのに、ユーザーが増えるにつれてユーザーサポートみたいな仕事が増えていったのが本当に苦痛だった。丁寧にバグ報告や機能提案を書いてくれた人には感謝しているが、多くは情報が不十分な issue で対応に時間を取られた。情報が不十分なだけなら無知な場合がほとんどなのでまだいいが、悪意を持ってコメントする人もいた。
もうこれからはあまり表に出ず、自分の幸せのために行動すればいいかなと思ってる。コードは自分のために書くし、情報を集めるのも交流するのも無理にやらなくてもいい。