御旗はきまった。しかし、それだけではビジネスにならない。ということで、改めて自分の強みを考えてみた。
しかし、人という生き物は不思議なもので、他人の強みはそこそこわかるのに、自分の強みはなかなか分からないものらしい。以前書いた「書きなぐりノート」を読み返すと迷走している跡があった。
結局のところ、強みとは相対的なものであり、その強さを評価するのは世間様である。昔のハーバードビジネスレビューにこのような金言があった。
自分は得意だがほとんどの人にはできないことを考える。それが破壊的な強みである。(H. ジョンソン)
問題は何をもって破壊的であるか、である。
全市場に対して、もしくは、すべての独立コンサルタントに対してということなら、相当に難しい話になる。私は大前研一やトム・ピーターズでもないし、世界に名だたるコンサルティング会社のパートナーになったこともない。
しかし、自分が参入しようとしている戦場ではどうか。あるいは、解決しようとしている業種・業務ではどうだろうか。はたまた自分が経験してきたキャリアの半径5メートル以内ではどうだろうかと考えてみると、ヒントがみつかるかもしれない。
ということで、これまでに知り合った人からいただいたフィードバックを思い出しながら強みを考えはじめた。
つづく