勤続20年と9カ月で独立したのが2ヶ月前。会社の早期退職プログラムに申し込んでいたので、その5ヶ月ほど前から会社を休んで独立を準備していた。独立当時の心境をnoteに書いたけど、ちょっと真面目に書きすぎたかもしれない。
なので、こちらではもう少し自分の本音にアクセスしてみる。
独立を意識したのは実はかなり前
結果的に45歳で独立したのだけど、はじめに独立を意識したのは相当前。たぶん、30代半ばだと思う。
たまに個人的なアイデアや思いをノートに書きなぐるときがあって、そういうときは大抵職場やキャリアに悩んでいるときだった。ストレートにいうと辞めたいとか、新しいことをしたいとか思っているとき。
でも、なにかのきっかけで悩みがなくなると書かなくなる。そうするとそのノートは封印される。次に悩んだときには新しいノートを買うので、使いかけのノートがたくさん溜まっていく。
数年前に、その使いかけのノート達を全部読み返してみたことがあった。何か共通的な傾向はないかと。
そうしたら、どのノートにも必ず独立という言葉があって少々驚いた。"少々"というのが本音で、どこかでそんな気がしていた。しかし、それまで実行に移したことがなかったのも事実。
30代を過ぎたあたりからキャリアの試行錯誤がはじまって、SEから研究所に行ってデータサイエンティストに転身したり、事業部に戻ってマネジャーになってみたり。巨大なJTCの中で傍流をひょいひょい歩いていて、それはそれで心地よいので20年も居座ってしまった。
つづく