断捨離

kubosho
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今年は去年までと比較していろいろ捨てた。

物を捨てたり売ったりしたし、肩書きや所属も無くしたり抜けたりした。

パフォーマンスが高かった時期

人生で一番パフォーマンスが高かった時期は2014〜2016年の間で、この時期は一人暮らし開始からの現在の妻と同棲を開始したという時期だった。

この頃は持っている荷物も今と比較して少なかった。そして立場的にも身軽な立場だった。

一人暮らしを始めたときは、ヤマトホームコンビニエンス「わたしの引越」で定められている量に荷物が収まっていた。

一人暮らししていた家を出たときは、家具を除くと段ボール5〜6箱に収まっていた記憶がある。荷物は増えたが、何を持っていたかはだいたい思い出せる範囲ではある。

考えることが増えたことによるパフォーマンスの低下

しかし同棲後から年収が上がっていき、買えるものが増えていくと比例して物も増えていた。

本格的にとあるメディアミックスのシリーズにハマってグッズやCD・Blu-rayが増えた。ゲーム機も増えた。服も増えた。旅行に行くためとキャリーケースも買った。デスクトップPCも増えて、モニターはデュアルディスプレイになった。そしてコロナ禍になってからは家でも仕事を快適にできるよう、いろいろ機材が増えたりダーツボード・ダーツスタンドが増えたりした。

結果として、今の家に引っ越すときには自分の荷物だけで段ボール10箱以上の荷物になっていた。こうなると自分が何を持っているか思い出せなくなった。なんでこんなに物が増えてしまったのかと、引っ越し前後で考えてしまった記憶がある。

そして物が増えるにつれてパフォーマンスもどんどん下がっていったように思う。

物だけでなく、近年は肩書きを増やしたり、所属しているコミュニティや団体が増えたりしていた。

物や立場の多さが、認知負荷として常にのしかかっていて、考える力を奪っていたように思う。

減らす

こういった物や立場、所属しているコミュニティや団体の多さが、パフォーマンス低下の一端を担っていたと最近まで気づいてなかった。いや、気づかないふりをしていたかもしれない。

だいたいの物は吟味して買ってなかったし、立場や所属コミュニティや団体も自分から手を挙げて入ったものが多かった。望んで望まれてではなく、衝動的にやっていたかもしれない。

なのにそれらをじゃらじゃらと身につけてドヤ顔をしていたのが近年の自分だった。

だけど物や立場、コミュニティを増やしたところで、自己評価や他者評価は上がらなかった。悪いことに評価が上がらないのを他責にしていた部分が多かった。

他者にも原因はあるかもしれないが、ほとんどは自分に原因があった。そのことに最近気づいた。

@kubosho
ものづくり大好きパーソン。アイコンは飼い猫のルナです。