天空の宴に春を招いて 感想

kujiramuku
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 天気の良い朝に読んだので、一層幸せを感じられたと思う。ルチルさんって柔らかい言葉で、こちらが胸いっぱいになるくらいの幸せをくれる。抱きしめたくなっちゃう。クロエさんも抱きしめたくなっちゃうのだけれど、彼はめちゃこれ…ダイヤモンド…みたいな光をくれる。炭素を地球内部でぎゅっとしたらダイヤモンドになるって聞いた。憧れや感動をぎゅっとするとクロエさんになる。

 話を戻して、イベントストーリー、すごく好きだったので近いうちに開放キーで開けたい。お話、どうしてこんなに毎回面白いの?10話で惹き込まれて惚れる。優しくて愛に溢れてて、少し寂しくて悲しい、でも全部大事にしたいお話でした。ヘレナがもっと大きくなったら、精霊のところに遊びに行ったりしないでしょうか。

 ルチルさんの言葉を聞いていると、情緒豊かに育ったなぁと思います。そしてオズへのお祝いの言葉も好きだったのですが、気持ちを表すのが上手だ〜、言葉につまるところを含めて、すごく分かりやすい。自然に、空気と言葉と、余白と、全部を使って伝えてくれる。大魔女チレッタ、息子さんはすごく柔らかくて、悲しみももってるけど楽しそうで嬉しそうで、心地の良い空気を作り出す魔法使いに育っています。あと時にびっくりするほどの強さを持っています 精神とか素直さとかいう強さ 芯の強さもあり…

 今回ネロさんも良かった。寂しくなって過ちを犯す気持ちを責められそうにないと、帰ってくるか分からない相手を待つのはどうしようもなくしんどいものだと、言いましたね、ネロ。気の使い方が器用で踏み込むのが下手なのかな〜と思います。ネロさん見てると、なんだかんだ言って他との関わり方を一番考えさせられてる。料理っていう膜があって、でもその先は人ですから。関わって生きることを諦めきれない人間味をずっと感じている。時々苦いものを舐めながら、溶かしながら生きてる。

せっかくの長い時間、ゆっくりで良いことはゆっくりで良いと思います。一瞬の重さが変わるわけじゃないけど…

しずかなインターネットで暴れまわっている気がします。私の使い方はこのような感じです。以下は画像付きでの記録3枚

↓これは可愛いネロさん

↓これはルチルさんの好きなところがつまった画像 

↓ルチルさんってそういえば「お兄さん」でしたねというところ…