36 2023おしまい！

この日記の数字の後に半角スペースが入っている時と全角スペースが入っている日があるのは、前者がスマートフォンで日記を書いて後者がPCで書いているという違い。母のいびきで起床。テーブルに向かうとまず回鍋肉、オムレツ、おもしろパン（辰年パン）が置いてあった。11時頃それらをモソモソ食べてると買い物から帰ってきた母親がわたしの目の前におもむろにマクドのハッシュドポテト、しじみ汁、インスタント・コーヒー、惣菜パン、リッツ・クッキー、ペットボトルのお茶を並べてきた。部活をやってた時もこんなに食べてないよ？と言うと少しだけ母は笑った。わたしはおしゃべりな性格だと自覚しているのだけれど自分よりおしゃべりな人にあまり出会ったことがなくてでも母はわたしよりよく喋った。マシンガンというよりは散弾銃トークという感じでわたしが半分寝ながらご飯を食べている間、ずっと隣で喋り続けていた。母の年齢を勘で言ったらありがとう、と言われた。実年齢より3歳若く言ってしまったらしい。母の誕生日を覚えたのが高校生くらいのときだったので、年齢を覚えられるのはもう少し先になりそうだった。そういえば昨日眠る前に母が「なあ、ウクライナ国歌だけ流してええ？」と言い出し、わたしは何故か耳元でウクライナ国歌を聴きながら眠った。母はとても勉強ができて、賢く、決して怒らず（母に怒られたことは1回しかない）、片付けができなくて、世話焼きだった。花鳥風月に詳しく花や星の名前を聞くと「あんたわたしのこと辞書や思とるやろ」と言った。帰りがけに出されたすき焼きと天ぷらそばは食べきれず、すき焼きは弁当箱に詰められた。両手にパンパンの手土産を持たされて熱烈なお見送りを受けた。次に会うのはまた来年の12月で良いと思っていたけど、夏頃に1度顔を見せに行ってもいいかと、帰りの母の表情を見て思った。2023.12.31