はじめてひとりで運転した日

kukanbi
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文章を軽やかに残す、気取らないブログのようなものを書きたいと思っていた。

凝った装飾もいらないし、広告も、こればかりは色もいらない。ただ書き続けることにストレスフリーな、アナログな媒体が、紙以外にあったらいいなと思った。

そしたらたまたまこんな場所を見つけたので、一目散に登録して、今日からのんびりはじめてみます。

できることならば、このまま車の運転をせずに生きていけたらラッキーだなと思っていたのに、半ば強制的に、私の通学手段は自転車からクルマに変わっていた。

営業職にも関わらず、あまりにも運転を上達させる気配がないものだから、しびれを切らしたのだろう。会社が車を貸してくれることになった。

ひとりで運転したこともなく、道を覚える気もさらさらなかったわたしが、帰り道、覚悟を決めて、はじめて夜道を走る。あいにくの雨。

はじめてには少し大きすぎるロイヤルブルーの車体、品川ナンバーに初心者マーク。

なんとか家までは辿り着いたものの、車庫の前の道が狭く、わたしが手こずると道が塞がるため、車がくるたびに切り返し、おおきく遠回りして戻ってこないといけなかった。

見慣れぬ車が同じ場所をうろうろしているのを不審に思ったのか、となりの英語教室のアメリカ人の先生が様子を見にきた。

「ワォ、お隣さん?どうしたの。カベ!あぶないよ。こっちこっち、ボクがここみとくから。」と、手伝ってくれた。(ウチの車庫はマジで狭い)

先生に助けられ、なんとか駐車。

こんな日でした。

明日も運転かぁ。

でも、こうでもしないと一生運転しなかっただろうから、ありがたい。

今まであらとあらゆる交通手段を乗り継いで目的地へ向かっていたから、車が運転できるようになると、できることがたくさん増えそうで、うれしい。

どうか、安全運転で。

@kukanbi
なんでもなくないこととともに