電車で帰ることにした

kukanbi
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昨日の15時ごろ、寒さに怯えながらチャリチャリで坪井の銭湯に向かう途中、今日は、福岡に行こう、と思った。

朝からアーユルヴェーダの施術を受けた。まーまーマガジンを読んで気になっていた、シロダーラとかなんとかを体験できるかな、みたいなふわっとした理由でね。

金額も、内容もよくわかんなかったけど、最近すこし身体の調子がわるいなぁ、と思っていたから、することもないし、行くか〜という感じ。

スリランカ人の先生がすごく一生懸命な話ぶりで、アーユルヴェーダのことを教えてくれて、その日はシロダーラじゃなくて、ヘッドと目のマッサージを受けた。ギーというバターオイルを目に塗ったり、なんかわからないオイルを混ぜて頭に塗ってマッサージをしてもらった。

脈に手を当てながら、ストレスが高いね、職場にコミュニケーションがうまく取れないひととかいる?胃腸が悪い?サプリメントとか飲んでる?とか、全部当てられたりした。

そして帰り際には「今日は頭を冷やさないでね!身体を労ってね!温かいものをたべてね!3時間はオイルを洗い流さないでね!小麦粉を控えるように。」などと教えてもらったが、

頭のオイル具合に耐えられず、先生の教えを秒で破ってそのまま銭湯に向かうことにした。

ここで話は冒頭に戻る。

外に出たら雨が降っていた。

頭を冷やさないように!と言われたばっかりなのに、雨にさらされ風に吹かれながら、チャリチャリで銭湯に向かう。

行ったことないけど、いちばん近くにあった坪井の大福湯へ。

銭湯のあのおばちゃんたちのコミュニティーは、職場の対人関係よりも複雑そうだ。

通過儀礼のようなものがあるように思える。

銭湯のドアを開けると、野良猫のような警戒の目で一斉にバッ!と見られる感じ。

でも挨拶すると、にこやかに返してくれたのですこし安心。

銭湯を出て、しばらく身支度をして、

バスに乗り込んで、天神へ。

オムライスを食べて、Noteというおおきなスピーカーがあるバーに行って、その日は寝ることにした。

昼前に起きて、ブックスキューブリックへ行った。いい本屋。2階のカフェでお昼ご飯を食べ、本を3冊買った。

博多駅をブラブラして、電車で帰ることにする。

久留米にいくかなぁ。

P.S.

同じ時間を共有して、なつかしい距離でいたら、6年前の自分の感情に戻るんじゃないかと思ったけれど、やっぱりそれはむずかしかった。ちゃんと過去をあかるく過去にできて、それをふまえた今を過ごせている。箱崎はとてもいい場所だったから安心した。ここでまた新しい暮らしをはじめることを、こころから応援して、送り出すように、さよなら。

@kukanbi
なんでもなくないこととともに