周りの友人がきちんと日記を残していたりするのを見るにつけ、すごいな~と思っている。1年に2回くらいは意を決して紙の手帳に日記を残そうとするものの、本当に長続きしない。去年買った「ほぼ日手帳」はというと、わざわざ本革のカバーまで買って、少しでもテンションが上がるようにちょっといいインクにつけペンまでそろえたのに、結局ほとんど文字が書かれることはなかった。
思えば、昔から自分が何かを書き残してきたのはWeb上だった。中学生のころにはアメーバブログに信長の野望の実況日記を書いていて(なぜか同級生バレしてやめてしまった)、その後も会員制のSNSで他愛もない日記を書いて、友人と交流していた。そのSNSがサービス終了した後はもっぱらTwitterに生息していて、なんやかんや15年近くずっとアクティブユーザーである。大学受験の頃に親からインターネットを制限された時ですら、ガラケーのメールでタイムラインを受信し、ツイートをしていた(今思うとすごい執念だ・・・)
Twitterは「つぶやき」なので良いのだけど、誰かに見られることを想定して文章を書くのはあまり得意ではなかった気がする。行きつけのお店を食べログでレビューしようとしても長続きしなかったし、noteも続かなかった。大学生のころ、周りで膨大な文量のコメントペーパーを拵えていた人を見て驚いたものだった(受験の時はものすごい字数制限を何とかクリアできるように訓練してきたというのに・・・)。
最近は「映えないSNS」というのも人気だそうで、良いコンセプトだなと思う。周りにやってる人が誰もいないし、自撮りをしなきゃいけないというのは気が引けるのでやってないけど。その点、この「しずかなインターネット」というのはどういうサービスなのかまだよく分からなくて、もしかしたら「Clubhouse」や「Bondee」のように大きな波が来たかと思えば話題にならなくなるのかもしれないなと思う。だけど、なんとなく、自分には向いてそうな気がする。
ここまで書いたところで、落としどころがよくわからなくなってきた。今、テレビの中ではサッカー日本代表がイラクと試合をしていて、もう絶体絶命という時間帯になっている。とにかく、気になったことをこれからもつらつらと書いていきたいなと思った。「つらつら」って、便利な言葉だな、と思いながら。