ハッキング・ラボのつくりかた(完全版)を完走しました

kuni
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全編きっちりやりきりましたか?というと練習問題とかコソコソっと飛ばしてしまった部分もあるけど、勢いでやり切りたかったので自分のモチベーションと相談しながら最後までやることにした。そして最後までやり切った勢いでこの文章も書き残しておこうと思った次第です。(セーブポイント的な)

コンセプト的に少しとっつきづらい感じがしたものの、中身を見てみるととても初心者向けに書かれていて事前知識はあまりなくても進められそうな感じ。

私自身、1年ぐらい前に興味本位でTryHackMeをちょろっと触った程度の経験はあったものの、その経験が無くてもやり切ることはできたはず。Linux自体が完全に素人ですとなると少し厳しいものはあるかなとは思うけど。もしそういう人がいたら、tmux扱えるようになるだけで進めやすさ全然違うので、いったんそういう寄り道をしても良いと思う。

読み進めながら知らないコマンドとかオプションとか出てくるものの、その都度調べて理解するということはやる必要はなかった。何度も同じ説明をしてくれるし、何度も同じコマンドを実行することになるので、習うより慣れろといった具合にとりあえず先に突き進んだ方が結果的に理解するスピードも上がる。

ただ、最後の最後まで親切丁寧に全てを教えてくれるかというとそうでもなく、後半に差し掛かると「この辺はそろそろ分かるよね?」というように少しずつ補助輪を外していくような進み方で、良い塩梅で成長を実感させてくれるのも良かった。

確かに私自身も後半に差し掛かるころには

  • 攻撃端末のIPアドレスチェックして

  • ターゲット端末のIPアドレス特定して

  • ターゲット端末のIPアドレスを変数に登録して

  • あとはnmapで・・・オプションなんだっけ?(はじめて本を見る)

ぐらいには小慣れてきていて、自発的に色んなファイルの中身を調べてみたりするようにもなっていた。

座学でみっちりよりも実習をがっつりの方が個人的には好きなので、そういう意味でもこの本が自分にすごく合っていたんだと思う。

近いうちに2週目、3週目をやっていきたいな。TryHackMeもまた触り始めるか。なんて風にモチベーションを上げてくれる良い本に出会うことができてよかったです。

@kuni
2024年はClojureを学び続ける宣言を実行中。 ターミナルの中で色々な作業をするのが好き。