チームや自分のポテンシャルを発揮するには、うまく役割分担することが大事。今年(2024年)は、多くのシーンで役割分担が重要になりそうなので、ポイントを整理してみた。
役割が重なるように分担する
スパッとわけるとうまくいかなくなるタスクもある。その場合は、役割が重なるようにタスクを分解する。ダブりなく役割を整理した方が楽かもしれないし、効率もあがるかもしれない。ただし、ダブりが皆無になると、デメリットも生まれる。
ダブりがない、ということは境界がはっきりしている、ということ。境界がはっきりしていると、組織が分断されがち。「伝言ゲーム」「受発注の関係」が発生してしまう。
引用 : 畑中洋太郎 技術の創造と設計
目標をシンプルにする
役割分担の境界がはっきりしていないくても進捗が出せるよう、目標をシンプルにする。ゴールがシンプルで明確なら、何をすればいいか判断できるようになる。
調整作業が発生しないようにする
役割を分担する際、意思決定の方法も決めておく。調整作業や、認識ズレ、お見合いが発生しないように。
RACI図などを使うと、目線あわせができそう。ただ、過信しすぎないように。どんなフレームワークを使っても、きれいには役割を整理できない。図などに整理したあと、定期的に見直すことが大事。
個人の役割のボリューム
役割・タスクを持ちすぎないようにする。チームや他の人を助けられるように、余白を残す。