リーダーシップとは

kuny
·

秋頃の1on1で「状況が整っていなくても、リソースが足りなくても、グイッと進めていく人が評価されるよ」というフィードバックをもらった。僕がいつも「自分に足りないものを指摘してほしい」とお願いしていたからだ。

要は「リーダーシップが不足している」というフィードバックだと解釈した。自分では、できているつもりだったので、ハッとさせられた。その後、「リーダーシップ」というキーワードを頭の片隅において行動してきた。とはいえ、何かを大きく変えたつもりはなかった。

年末の1on1で「さいきん自律性が出てきましたね」と言われた。そう言われて、「あ、自分の中で何かが変わったんだ」と気付いた。そこで、何が変わったのかを考えてみることにした。

リーダーシップとは

自分の中で何が変わったのかを紐解くための準備として、「リーダーシップ」に関するキーワードを4段階で整理してみた。

  1. Individual Contributor

    • 野心的な目標を持つ

    • 成果を出す

    • ポジションをとる

    • フィードバックを受け入れる

    • 自己認識できる(セルフアウェアネス)

    • モチベーションをコントロールできる

    • DLの視点で考える

  2. Development Leader

    • 成果を出せるチームを作る

    • チームを観察してケアする

    • ストーリーテリング

    • 弱みを開示する

    • チャレンジを続ける

    • ICを育てる

  3. Change Leader

    • 変革を起こす

  4. Servant Leader

    • CLを育てる

自分の何が変わったのか?

内省してみると、ICのキーワードのうち、3つが変わったことに気づいた。

野心的な目標を持つ

ずっと野心的な目標を持ってはいる。ただその範疇は、自分のWillにアラインしているものだけだった気がする。Willとはズレるが組織で目指すべきことに関しても、自分ごとにしてドライブできるように思考・行動を変えた気がする。「Willではないけど、実験してみるべ」的なスタンス。

ポジションをとる

以前であればプロコンを提示して終わり、としていた場面で、あえてポジションを取って断言することが多くなった気がする。そうすることで、フィードバックがでてきてアイディアがブラッシュアップされたり、やりとりを見ているメンバーとの共通認識が持てるようになったりした。

DLの視点で考える

DLの関心ごとを聞いてタスクを渡してもらえるようにしたり、同僚の相談にのってアドバスしたりした。自分のことを後回しにするケースも何度かあった。視野が広まり、チームをエンパワーできていたように感じる。

副次的な効果として、自分の小さなミスでクヨクヨしなくなった。反省はするけど、落ち込んでいるヒマはないな、と思うようになった。

なぜ勘違いをしていたのか?

過去、チェンマネに挑戦する機会が多かったことと、自分のスタイルがサーヴァントなことで、自分にはある程度リーダーシップがあるぞ、と認識していた。コーチングを受けていたコーチからも、マネジメント向き、と言われていた。

ただ、変革する力や献身性は、IC・DLを経てから発露されるものなんだな、と思った。なので、順番に階段を登っていこう。

(参考にしたもの)

https://x.com/fuuuuuta21/status/1559155621324554241

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その他、いろいろ

追記

ICとDLのリーダーシップのキーワードを混ぜ合わせると、世の中でよく言われる「リーダーシップ」になる気がする。まとめると・・・

方向性を見定めて、みんなの気持ちを駆り立てて、一人ひとりをきちっと見て、個を活かしてリードする

https://logmi.jp/business/articles/330049