ぼくの悪い癖.
昔からそう, ずっとそう. 自分と相手を比較しては「この人はこんなことができてすごいな」そればかり.
プロゴルファーの I 選手も元 AKB センターの M さんも横浜 DeNA ベイスターズ元キャプテンの T 選手もみんなぼくと同い年, 「過ごしてきた時間はさして変わらないはずなのに, 彼らと比べてぼくの時間はなんだったんだろう」なんてそんな風に考えてしまう.
あの人と比べてぼくはあれができないとか, この人と比べてぼくはこれができないとか, まるで呪いのように物心ついた頃からずっとそんな感じ.
果てしない, 「大変だね, それじゃいつまでも幸せになれないじゃん」と言われたことも何度もある.
先日そんな悩みをふりかえりの黄色いお兄さんに打ち明けたところ, 「それって相手の善いところを見つけるのが得意ってことなんじゃない?」と.
ぼくの悪い癖は, 裏を返せば相手の強みを見つけることが得意だということなのかもしれないと.
そういう考え方もあるんだなあと思った.
他人と比べてばかりいる, もしかしたらこれはぼくの長所だったのかもしれない.