シンプルだな、というのが第一印象だった。ここで他人の記事という物を読んだことはまだないが、説明のページは色数も少なくて、イラストもあっさりしていて、目が疲れない。もっと言えば思考も疲れない。情報過多なこの現代社会で情報過疎ですらあると感じた。そのことに好感を抱いていて、気になるなぁと、でも書くことも特に無いしなぁとブラウザのタブに延々と残しているだけの日々を過ごしていた。
じゃあ、なんで今日、こうして書き始めたのだろう。うーん、分からない。なんとなくでしかない。でも、なんとなくという気持ちでなんの意味もない文章を放り投げる場所なんだと思えば、まあいっかと思いながらこの文章を書いている。そもそもね、最近文章をこうして書いていなかったし、こんな感じで出力をするというのもいいのかもしれない。まあ日記は書いてるんですけど。手書きの日記はいいぞ。なんだかんだで手書きの方がデジタルの情報よりも残りそうな気もするし。
問題はねぇ、この「しずかなインターネット」という場所にどういうものを書いていこうかまだ定まっていないことなんだよな。「なんでもいい」っていうのが案外難しかったりする。制限があるとはつまりは方向性があるということだ。自由とはどちらを向けばいいのか迷うということだ。選択の余地があるということは選択の必要性を強いられるということだ。そんなわけでなにかしらのテーマも持っておいた方がいいとは思うのだけど、そもそも書きたいことというのがそんな頻繁にあるというわけでもないだろうし、あれか? 小説のネタのメモ的な物を書いてみてもいいのか? 小説としてきちんとまとめる程でもないけど取り敢えず放出してみるかみたいなネタ。そういうのを書いて常に思考を小説に向けておく、そういうのは案外いいのかもしれない。
こんな風に書いていたらいつの間にか800文字弱である。さっきまで「おいおい、まだ300文字だぞ。これならMastodonでいいじゃねーか」と思っていたものの、どうやらこれぐらい書いたなら1記事として保存しても良さそうである。まあこのあと100文字程度の記事を投稿しないとも限らないのだが、まあね、最初にこれだけ書いていたら十分でしょ。
というわけで、四葉くらめの初めてのしずかなインターネットでした。