MONSTERを飲んでいた女の子

四葉くらめ
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 さて、少しKmyblueでも書いたんですが、昨日とあるお祭りに行ったんですよ。そこには出店なんかもあって、僕もそのうちのひとつに並んでお昼ご飯を手に入れようとしていたわけです。僕の前に並んでいたのは小学校高学年ぐらいの女の子4,5人。まあそれだけだったら特に印象にも残らないと思うんですけど、そのうちの1人が飲んでいたのが黒と緑の細長い缶――そう、MONSTERだったのです。いやね、そりゃ二度見するでしょ。JS×MONSTERだよ? 二度見どころかガン見したいところだったけど、それは流石に不審者になりかねないのでチラ見で済ませたよね。もうなんなら写真を一枚撮らせて欲しいレベルですよ。それほどまでにその組み合わせは印象的で、どこか狂気的で、そして特徴的だった。英語で言えばCharacteristic、つまりはキャラが立っていたわけである。

 考えて見てくださいよ。MONSTERを常飲する女子小学生がヒロイン(ヒロインというには年齢が低すぎるので相方の方がいいかもしれない)の物語を。そもそもなんで飲んでるのか気になるし、例えばよくある転生モノでブラック会社に勤めていたOLが小学生になってしまっているとかもありかもしれない。

「魂に刻み込まれたものってのはねぇ! たとえ転生したとしても消えはしないのよ!」

 とか格好いいセリフを叫ぶのである。いや、MONSTERの味を忘れられない中毒者なだけだけどな!

 転生モノじゃなかったらどうだろう。単純に女子小学生がMONSTERを好きな状況なぁ。MONSTERを飲むと変身できるとか? 嫌な魔法少女だな……。MONSTERを飲めば飲むほどパワーアップとか身体を悪くする未来しか見えねぇ。

「だめポン! それ以上MONSTERを接種したら身体が保たないポン!(物理)」

 とか強敵と戦うときにマスコットキャラが言っちゃうんでしょ? 身体が保たない(物理)ってなんだよ。普通身体が保たないときは物理だよ。どちらかっていうと(健康)だわ。

 まあ、そんなわけでしょーもない妄想をして楽しむことができた。MONSTER少女よ、ありがとうございました。

@kurame_yotsuba
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