細部を確認するために2周した。これはしっかりしたエンディングがあるタイプの春樹作品で好き。
最後がとても美しい。
<大島さん>
好きすぎる。
サピオセクシャルキラーでしょ、この人!?
ひたすら彼(女)の蘊蓄を聞いていたい。
大島さんが主人公の話を読みたい。でも彼が一人称だと地の文の半分くらい理解不能になりそう😂
だってあのフェミニスト達と話してたら時が多分彼の本気の話術なんだよね?
無理無理無理だって分からない!でも聞いていたいー!!!!💕💕💕💕
こんな人いたら性別がなんだろうが好きになっちゃうよね〜。絶対女からもモテてるよね、大島さん。
<不完全な作品>
夏目漱石の「坑夫」についてのカフカの感想。
「なにを言いたいのかわからない」
これ、私が中学生の時に初めて読んだ春樹作品に抱いた感想と同じ😂
やたらパスタ茹でるし、いつの間にか女の寝てるし、ねじりドーナツの男とか羊男って何だよ???ブランド名とかクラシック音楽の話されてもよく分からんし、みたいな。
でも文章はえげつないくらい読みやすくて美しいから一気に読んだけど、読後は「今一体何を読んだのか分からん…」状態だった。
で、カフカの感想に対して大島さんの返事がこれ。
「ある種の不完全さを持った作品は、不完全であるが故に人間の心を強く引きつけるーー少なくともある種の人間の心を強く引きつける」
これ、著者が自作を説明してるんだろうな。村上春樹は他の本でもよく自作の説明を作中でしたりするからなぁ。
<他>
・星野青年とナカタさんのコンビが可愛い…🥰何このほっこり二人組…☺️
・壁に囲まれた町が出てきましたよ…?!「街とその不確かな壁」で出てきたアレですね…?!