遠くへ行きたい。 子供の頃に行った沖縄に懐旧の思いを寄せたり。まだ行ったことのない場所へと思いを馳せるのだ。 それは理想とは違う旅だろうけど、私の未だその思い出の場所と旅への羨望へと心を置いてきているのだ。
現実逃避にゲームをする。 仮想空間の中では今の姿や地位も関係なくなんでもなれるんだ。 その世界では僕は勇者で、頼れる仲間もいる。 だからこの世界も一つの世界で、僕は大切にしたいんだ。
「キミはいま!〇〇地方への第一歩を踏み出した!」 某ゲームのモブのセリフだ。 なんかよく考えてみるとモブが登場人物に問うセリフとしてはおかしいのだが、当時ユーザーだった私はワクワクしたものだ。 開発者としても驚かせたいという、気持ちのこもった名台詞だ。
気分の落ちた朝は、空に浮かぶ雲ですらどんよりとしているように見える。 物憂げな空はただ何も言わず、私たちを見下ろしている。 まるで自らの心を映しているように。
小さき命を手にすると、愛おしさとその小ささに心が押しつぶされそうになる。 この手からこぼれていきそうなほどに躍動し、生を謳歌しているその存在も、まぎれもない生き物なのだ。
愛があれば生きていけるなんて、そんなの紛い物。 愛でメシが食えるわけではないのだから。 なんて、そう思っていたけれども。 最近側にいるパートナーが居てくれている時から「しにたい」って言わなくなったな、とふと思い返した。 前までは事あることに言っていたのに。 迷惑を掛けたくないという思いもあるのかもしれないけれど。 だから、愛があれば生きていけるのかもしれない。 love you.
太陽のような君に憧れて、ここまで来たんだ。 どんな逆境でも諦めず、ただ真っ直ぐに解決の糸口を探す君が、眩しくて。 そのうち周り全ても照らし出すほどの明るさを持った君に、僕は救われていたんだ。
0からまた始めたい。 よく不祥事を起こした芸能人とかが言うよねー、とワイドショーを見ながらふと考える。 0とは一体どこから始めるのだろうか。 究極の0は生まれたときからではないとかと思う。 だから汚名であれそこそこの立ち位置から仕事をもらうのであれば0からにはならないのではないかとは思っているのだが。 まあ、しょうもない発言だな。
敵とされる者にも人生というものがあり、哀しき過去があるときもある。 そういうときは同情してしまうが、それとこれとは別問題。 目の前で殺されそうな人を見て、それに同情して助けられるのなら、人としてそうすべきだろう。 だから僕はその人を助けると決めたんだ。
雪に埋もれ、枯葉が顔を出す。 すっかり散ってしまったその葉は、雪に揉まれ足で踏み潰されて土と同化する。 そうして微生物に吸収されて静かに養分となり、また春に花を咲かせるのだろう。
一たび眠って、今日にさよなら。 タスクを終えた日は、何も考えず眠ることができる。 最近、悩み事が増えてきたけど、寝ている時だけは平和に眠りたい。 明日もいい日になるのかな。そわそわしながらも今日はおやすみ。
私のお気に入りのぬいぐるみ。 小さい頃に買ってもらったそのぬいぐるみは、今でも私のベッドに寝転がっている。 もう生地も弛んでだるだるだけど、いつも私のそばにいる。 今日もあの子を抱いて眠るんだ。
誰よりも愛してる。誰よりも優れている。誰よりも……。 この言葉を使う人はとても自分に自信があるんだなあと思う。 だってそんなこと、わかるはずがないのに。 誰よりも愛している自信を言葉にしているだけ。 そうではないかもしれないのにね。
10年後の私に届いた手紙。 だいたい高校生くらいの頃かな?届いたことがある。 中身はホントに大したことなかった。まあ学校強制のイベントの中身なんてまあそんなもん。 今とは違って活字苦手だし字も汚いしで、なんかとっておく価値なんてありゃしなかった。 だからさらに10年後の自分へ手紙を送ろうと思う。 こんどはなんかエモい文面でも送ってやろうかな。 ……絶対恥ずかしさで悶絶すると思うけど。
最近のバレンタインは、恋人に渡すためじゃなく、自分に買うためのものになっているらしい。 義理面倒だし男の子は甘いもの苦手な人も多いからその流れはとても大歓迎だが、世間の認識はそんな簡単に変わるものなのか、とも思う。 これもまた、インターネットの代物なんだろうな。 と、デパートに並ぶ美味しそうなチョコレートを眺めて一人思う。
いつも乗るバスの停留所。この時間に待つのは私とあなたの二人だけ。 たまに世間話をする程度だけど、私はそれが毎日の楽しみになっていたの。 だから、待ってて。私も急いで行くから。
この想いだけは、正しく伝えたい。 私のキモチ。 だから、私はここにいよう。 もし、少しでも私の事を心配してくれているなら……私は大丈夫だって伝えよう。 でも、この想いを伝えたら……。 君はもう二度と私を助けてくれないのかな? もう会いにも来てくれないのかな? ……もうあの温かい手で撫でてはくれないのかな? その事を考えるとやっぱり胸が苦しくなってしまって……。 そんなことを考えていると涙が止まらなくなってしまうんだ。 ねぇ……君は今どこにいるの? もう会えないなんて嫌だよっ! 会いたいよ! もう一度会いたい
あの日私たちはあの場所で出会った。 公園のそばの坂道。きっと他の人など目にも留まっていないであろうこの場所は、私たちにとっては大きな意味を持つのだ。 近所に住むあなたのとなり、いつも帰っていたあの場所。あの分かれ道。 毎日のようにおしゃべりしていたあの時。 今でも私は、思い出せるよ。
誰もがみんな気を配り、優しくあれたらどれだけよいだろう。 だけどそうはいかないのはわかっている。だけどそうあってほしいとふとした時に考えてしまう。 人々が個々の考えを持ってすれ違ってしまう限り、平穏な世界はやってこないのだろう。
愛する君に、腕いっぱいの花束を。 ありふれたものだっていい。 ただ、一つ一つ摘んだ花のような日々を、大切にしててほしいんだ。 それが僕から君へのキモチ。
笑顔が大事。 それは接客の極意だけど、私は笑顔だけでは乗り越えられない壁があることも知っている。 接客する人にも、相手にも笑顔以外の表情があるからだ。 どんな時に、どういう言葉をかけるべきか、慎重に考えないと逆に相手を不快にさせることもあるのだ。 そういうのは経験を重ねるうちに少しずつ分かってくるのだが、相手の出方が分からない場合はかなり難しい。 私はそんな時に、臨機応変に対応できるような人でありたいと思う。
どこにも書けないこと。 まあ、あるな。 人の悪口だとかは、他の人に影響与えちゃうから書けないし、不快な内容はネットに放流できない。 だからそういうときは、日記とかに書くのがいいと言われているよね。 ……まあ、日記まるで続かないんだけどね。
時計の針が刻々と進んで、時の流れを感じる。 時の針が優しく導いて、心の旅路を照らしてくれる 過去も未来も束の間の時。 ただ今を生きることを示す時計は、ただ時を刻む。
愛したい、愛してほしいと溢れる気持ち。 濁流のように止まらないこの想いは、君にぶつけるのは少し怖いくらいだ。
唇を合わせる、親愛のkiss 庇護愛、純愛、そして束縛の執着愛。 もうこの人に他の人に触れさせないという、独占欲の愛。 このキスには、たくさんの意味が込められている。かもしれない。
1000年先まで、君を愛そう。 なんてくさいセリフを吐いてまでも、君が欲しい。 きっと君は笑うかもしれないけれど、それでもかまわない。 この愛は、本物だから。
勿忘草の花言葉は、真実の愛。 またもう一つの意味で、「私を忘れないで」がある。 愛と執着は表裏一体。 愛も裏を返せば、忘れ得ぬ永遠の深い傷となるのだ。
ブランコが風に揺れている。 それを見て思い出すのは、郷愁の記憶。 公園で飽きず陽が翳るまで乗った記憶。 あの錆臭い手の感触は、今でも覚えている。 しかし最近の遊具は、ブランコですら危ないと言われるという。 皆の遊び場は、一体どこへいくのだろう。
この旅路の果てに、何があるんだろう。 それがきっとワクワクするものじゃなくても、つまらないモノでも、別に構わない。 この冒険で出会った人たち、仲間、ライバル。 皆と一緒に進めたこの物語は、かけがえのないものなんだ。