遥かなる思い、歌声に乗せてあなたに届けたい。 時間を超えて、空を越えて、永遠に続く愛の調べを奏でよう。 星屑の夜に宿る願いを抱きしめて。 あなたに届けたい。
愛してる、とても。 陳腐な言葉を並べ立てたって、この素直な気持ちには勝つことはできないのだ。 愛に踊るし、溺れたい。キミと踊っていたい。 これが愛の美の讃歌。
夢と希望を持って、街へ繰り出そう。 誰でも歓迎するよ。 訳アリかい?それでもいいよ。 この街はそんな人ばかりだ。誰一人詮索する奴なんていないさ。 だから楽しもう。 今宵もこの街は、全て飲み込んで待っているからね。
優しさ、慈愛に溢れる神は全てを赦し、我々は赦しを得て苦しみから解放される。 この辛くて不安な世の中をそうしてその存在に縋り、これからも生きていくのだろう。
さあさあ今宵はミッドナイトパレード。 皆も寝静まったこの宵越しに、ボクと踊ろうよ。 きっと誰も見ちゃいないさ。このまま揺蕩う曲に揺られて。 夢に溺れよう。
なぜこんなに、不安になるんだろう。 一度考え出したら止まらない。もうだめだ、終わりだ、を繰り返していつも周りに迷惑をかけてしまう。 やめたいと思うけども、この思考はふとした時にいつも思い出してしまう。 いつになったら安心できるのだろう。 もしかしたら、悩みながら進むこと自体がヒトの人生なのだろうか。
光に背を向けて、ニヤリと微笑む。 皆が光のほうを向いている分、反対を。 逆境であればあるだけ燃えるんだ。かかってこい。
こんな夢を見た。 ……昨日見た夢のことでも話そうと思ったけど、全く思い出せない。 どうして夢というものは忘れてしまうんだろう。 最近、眠りが浅いのか面白い夢たくさん見てるのに、現実に戻るといつも頭の中に無くなっている。 きっと脳がいらないものだと認識して排除しているんだけど、あの時感じた感情は、確かなものなのになあ。
もしもタイムマシーンがあったなら やっぱり学生の頃に戻りたいな。 もっと勉強しろと言うし、趣味を楽しめともいう。 そして、今いる友達を大事にして欲しい。とも言うかもね。 今でも仲良くしてくれて、ありがとうね。
特別な夜は、お酒を開けて優雅に楽しもう。 ディナーを予約して、ホテルもとった。もちろんお風呂は内湯。 仕事が終わったら、ラウンジでまったり楽しんで、優雅に眠ろう。 ……まあ、一人なんだけどね。 でも一人でもいいじゃない。ボクはこういう暮らしも悪くないと思う。
海の底にいる夢を見る。 深く、暗い。叫ぶ声も泡となってどこにも届かないこの場所は、誰からも見つけてもらえない死の峡谷。 藻屑となった私は生きることも死ぬことも出来ずに、ただ海を彷徨うだけ。 ただの夢だけど、こんな末路もあったのかな、と思うほどにはいやにリアルなその夢は、私の心を確かに蝕んでいた。
会いたくて ただ会いたくて、ボクは駆けてきたんだよ。 キミの顔を早く見たくて。 キミの声を聞きたくて。 その手に触れたくて。 それを言ったらキミはバカみたいって笑うけど。 そんな姿も早く見たいだけなんだ。
鍵をかけて閉ざされた日記がある。鍵自体は無くしたらしい。 おそらく学生の頃の日記なんだろうが、中身は一体何だったのだろう。覚えているようで覚えてない。 大したことは書いていないだろうが、開かないとなると少し気になる。 当時の私は何を思って書いたのだろうか。あの時のものがあの日記には全て詰まっている。
木枯らしが吹き荒れる。 寒さが見に沁みてたまらない。 暖冬と聞いてたけどやっぱり寒いものは寒い。 目の前に目標の建物があるはずなのに、手が悴んで前に進むことすら精一杯だ。 そうしてる間にも時間が経っていく。 いそがないと。
美しいものと言っても人それぞれ。 後世に讃えられた芸術品を美しいと言ったり、逆に道路に捨てられた靴を美しいという人もいる。 時には陰鬱な赤き血潮を美しいとすら思う。 またおなじものであっても、美しいと見えたりそうではなかったりする。 親しい人に対してその差異が発覚したときは悲しくなるが、またそれも人なのである。
この世界は、残酷だ。 いくら頑張っても報われないこともある。 『頑張れ』なんて簡単に言うが、そんな世界では頑張ることも出来ない。 しかし頑張ることから逃げて、臆病だから死ぬことすらも出来ない。 だからこの世界は、生き地獄だ。
どうして心はかき乱されるのだろう。 時が流れる度に、愛しさと悲しさが交錯して 深く深く刺さるその痛みは、心を沈痛させる。 きっとそれは、人であることの宿命であり、命題なのだろう。
夢を見ることは、悪いこと? いくら夢見て踠いたって、現実はいつも容赦なくぼくらに襲いかかる。 そんなの嫌だ。 まだぼくは、夢を見てたいんだ。
甘いキスと、とろけるような抱擁。 普段は見せない恋人のような目を見せる君に、ボクは今日も惚けている。 この蜜月の時を刻む間は、俗世や現実、明日のことなんて考えたくもない。 できればこのままずっと、愛してるって言ってくれ。
ひゅるりと隙間風が沁みる。 冬の寒さを一番感じるこの季節、その風は町中を駆け巡り、体を冷やしていく。 ……そして、懐も淋しい。 年末年始のシーズンを超えると、肥えたのは腹のみということである。
成人式の、色とりどりの着物姿が眩しい。 わたしにもあの頃はあったんだよな……と思う反面、わたしの中学は市内ではなかったのであまり懐かしんだりどうぞいかいみたいな雰囲気にはならなかったので綺麗な振袖を着た思い出しかない。 だけど、あんなことができるのもあの時だけだよなあ、とやんちゃしているニュースを見て思うのでした。
ぽっかりと穴が空いたように見える三日月。 きっと月も眩しいと思っていたら、時はやっと眩しくない日になった〜と思ってたりしてね。
色とりどりの花が一面に咲き誇っている。 これは夢か現か、境が曖昧になるその脳内を揺さぶるかのように、花びらが頬を撫でる。 覚えてる限りだと今は冬で、花なんて咲かないはずでは。 僕は頭を振り、夢なら醒めろと祈るのだ。
空気を入れ替えたくて外に出たら、雪がちらついていた。 ここらはそんなに降らない地方なのに、もう寒さはそこまできていたのか、と思わず身震いをする。 積もりはしないだろうが、その物珍しさに同じく外にいた子供たちがはしゃいでいる。 その姿を見て、自分も昔のことを思い出した。 あのとき、何をしただろう。 思い出に耽っていると、あれよという間に雪は止んでしまった。 残念がる子供の姿も見える。 ま、また後日だな。
何があったとしても、君のこの手は離したくはない。 君がどれほど呪われたとしても、ぼくは全然構わない。 君と一緒なら地獄だって怖くないからさ、その際を一緒に見させてよ。
澄み渡る空気が肺を抜ける。 寒さが残るこの冬晴れに、新たな風を送り込む。 その寒気は骨身に染みるほどだけれども、入れ替わった空気は清々しいほどに心地よい。 さて、一足遅い大掃除の時間だ。
幸せとは、欲望を満たすことである。 いきなり俗物的になったなと思うだろうが、本質的にはこの二つってそんな大差ないよな、といろんな創作物を読んでわかった。 ヒトが産み、ヒトが叶えるものなのだから、きっとそうだし、ヒトによって幸せのカタチは様々なのである。
そういえば初日の出は見に行ったことがないな、とテレビを見ながらふと思い出す。 ある人は初日の出を見にいくために富士山の麓まで行くとか。まあ酔狂なこった。 私みたいな怠惰な人間は昼過ぎに起きてつまらないバラエティを眺めながらおせちもどきを食べるのが精一杯だけど、生真面目な人から見たら勿体無いと言われるのだろうか。 まあ、年末年始の過ごし方は人それぞれだ。
新たな年、抱負の始まり 心に誓い続ける旅路 困難を乗り越えて進む先に 輝かしい未来が待ち受ける 夢を追い求める情熱の炎 決して消えることなく燃え続けよう 挫けそうになる時も立ち上がり 自己を超える力を発揮せん 喜びと感謝を胸に抱きながら 今年も輝く日々を紡ぎましょう
※忙しすぎてチャットGPTさんに頼った回
新年、あけましておめでとうございます。 決まったセリフが玄関口から流れる。 いつも実家でゆっくりするのだが、親戚がかわるがわる挨拶に来るので、なんやかんやゆっくりできない。 せっかく溜まったゲームとかやろうとしたのに、めんどくさい。わたしはこのまま怠惰を謳歌するんだ。 そう決めていたのだが。 「◯◯ちゃん、お年玉あるよ」 まあ、しかたないな。 わたしは呆れる母を尻目にさらりとした身のこなしで炬燵から体を抜け出した。