年越しそばは、インスタントではなくお店で。 と、息巻いていたのだが、連日の歳末に向けての予定を組み過ぎたせいか何もやる気がなくなってしまった。 なので、今年は某インスタントそばで。 まあ、せめて実りある一年にしよう。 来年もよろしくお願いします。
年の瀬 あっという間に過ぎたように見える一年間を振り返ると、意外と色々あったような気がする。 今年の繁忙期にとりあえず書き続ける事だけを目標に始めたこの書く習慣も、無事300日越えのロングランを達成しました。ここまで見てくださってありがとうございます。勿論毎日とはいかなかったけれども、少しづつ増えていくハートは、私の心の確かなモチベになっていました。 そして、これからも続ける事を宣言させていただきます。あくまで気軽に、ですがまたお見かけしたら笑っていただけると幸いです。 何か心に響くものを見つけられたらいいな。
実家からよく送られてくる、みかん。 一体実家の庭のどこになっているのかわからないが、一人暮らしを始めてから、冬に送られるようになった。 もしくは近所の貰い物?出所は不明だが、腐らせては困る、早くいただこう。 みかんを手で握り、軽く弾ませる。これで皮と身を内側から外し、剥きやすくする。 筋は綺麗に取る派だ。苦くても味わいがあるが、あの筋がつるんと取れる感覚がたまらなくてすべてとってしまう。 そうして一粒ずつ外して、甘い汁を味わうのだ。 うん、今日のも当たりだ。
凍りつくような寒さの中 カレンダーに書き込んだ「冬休み」の名が踊る それを眺めていたら外には雪の結晶が舞い散り、白い世界が広がっていた。 想いを馳せることができる時間 友と遊び、笑顔あふれる日々 寒さに震える体も心も、温かな思い出で満たされるようだ。 雪の結晶は儚く舞い散る、けれども 永遠に心に残る 「冬休み」の記憶がいつまでも心の中に輝く
手袋とスマホ、どっちを取るのよ!? 仕事が私かの話じゃないが、冬場はその葛藤に苛まれることがままある。 対応手袋もあるのだが、常日頃スマホを打つデジタルネイティブ世代にとっては物足りないのだ。 なので手はよく冷えるし、カバンの中の手袋の出番がない時が多い。 少し寂しい。
世の流れは常に変わり続け、変わらないものなどないように見える。 ただ、私は変わっているように見えてその本質は変わらないように見える。 人々が安寧の生活を送るための技術は進歩しているが、それは人々がより良くあろうとした結果だと思う。 なので、人々の想いはきっと、変わらないものであるのだろう。
クリスマスの過ごしかた?まあ人それぞれじゃないかな。というのが今の見解。 そりゃあ前はカップルと過ごすとかに憧れたけども、実際一人じゃなくなるとイルミネーションとか寒くて見てられないし人混みもイヤなのは変わらなかった。 一人で大丈夫な人なら別に誰かと過ごさなきゃいけないなんてことはないし、恋人じゃなくても気心知れた友人と過ごしても構わない。 これもまた人生の選択よ。
イブの夜はチキンとケーキ ケーキはあるけどもなんか別のことしたくてちらし寿司をかってしまった。 ケーキとちらし寿司。食い合わせが悪い?まあこれもイブらしいか。メリークリスマス!
毎日忙しくしてごめんね。 たいしたプレゼントも用意できないけれども、って言ったら。 キミはいいって言ってくれた。 何気ない時間が、あなたと団欒する日々が何よりのプレゼントだよ。と。 その言葉を聞いて、とても嬉しかった。 だからどんな無理難題でも、ボクは何でも叶えてあげたいなって思ったんだ。
冬至の夜 我が家では柚子を入れて柚子湯にするのが慣わしだった。 ゆずの匂いが充満し、冷えた体を芯から温める。 それだけではなく、いつもと違う浮かんでいるたくさんの柚子が、私はとても楽しみだった。 実家から出た今、わざわざ柚子を入れる暇もなく忙しなく過ごしていたので忘れていた。 今日くらいは、ゆっくりしようかな。
大空に広がる青。 広大な空が澄み渡っている。白い雲は、大きな翼をはためかせて浮かんでいる。 私がいるのは、高い建物の屋上だ。その頂にあぐらをかいて座っている。地上よりも少しだけ強い風が吹く。髪と制服の裾を撫でる。 ふと建物から下を眺めると、人々が忙しなさそうに歩いている。 彼らは空なんて眺めていない。 私はひどく優越感を感じ、再び空を眺めた。
クリスマスの夜、ベルの音が鳴り響く。 幼かった私はその音を聞いて、そっと耳を顰めた。 サンタさんが来たんだ! だけど動いたら起きてたことがバレちゃうから、薄目は開けたまま。 シャンシャンとなる音が遠ざかり、薄暗い空に朝靄がかかっていった。 −−−私はこの事をずっと覚えていて、サンタを長年信じていた。 居ないとしたら、じゃああの鐘の音はなんだったのだろう? ……実は、鐘の音は父が枕元で聞いていたラジオだったのだ。
寂しいと思うのは、暇だからという説もある。 寂しさを感じさせないほどに忙しくしていたら、それは寂しくないということだ。 それも一理あると思うが、何をやっても寂しい時もある。 そんなときは、私は宇宙のことを考える。 このちっぽけな惑星の、ちっぽけな存在など、世界は初めから気に留めていないのだ、と思うと、ふと寂しさが薄れていくような気がする。 私はいつも、そうやって乗り切っている。
冬は一緒に暖まろう。 一気に冷えてきたから、炬燵とカーペットを引っ張り出して団欒の支度をしよう。 しばらくまったりしていいように、TVもつけてみかんも用意して、準備バッチリ あれ、取り出したのは……アイスクリーム!? まあ、それも一興かな。
帰り道 公園のブランコにのりながら、キミととりとめもない話をする。 きっと、まだ帰りたくないんだね。 それは僕も同じだよ。
風邪を引いた日 いつもは早く学校いけと急かす母が、今日は優しい。 暖かい布団で寝かされて、大好きなプリンを買ってきてくれた。 毎日こんなんだったら嬉しいのに、という反面、熱で朦朧としてしまうこの時間はやはりしんどいから、たまにでいいかな。
雪が降ったら、何をしよう。 幼少の頃は、雪が積もった日はひたすら遊ぶことを考えていた。 雪国の実家に帰った日なんてもう大はしゃぎ。 雪だるまからそり遊び、横穴を掘ればかまくらなんてのもできたほどだ。 そんなはしゃいでいたあの家も、もう空き家となっている。 雪を待ち望んでいたのに、今や思い出ごと、雪に押しつぶされそうになっている。
冷たい空気が吹くイルミネーションの光る街道を抜ける。 いかにもクリスマス、生誕祭といったイベントに浮かれている煌々と照らされた光は、今の俺には眩しすぎる。 俺にとっては、年の急く孤独な冬の訪れにしか感じなくて、下を向く。 枯葉吹く、歳末の訪れ。
愛を注いだ花は、鮮やかに咲くと言う。 科学的には信用ならないが、大事に育てた花はより美しく見えるだろうなのは確かだとは思う。 我々も花を大切にできるだけの、心の余裕と愛する心をいつも持っていたい。
心と心 立場や年齢が違っても、ちゃんと心が通じ合えば分かり合えるし、お互いに敬意を払えるはずだ。 これは偽善でもなんでもない、そうであってほしいと言う静かな祈りなのだ。
何でもないふりしながら、キミを見つめる。 気づいているのかな? もし気が付いていたら恥ずかしいけど、言う勇気もないから、このまま。 だってただキミを眺めているだけで、幸せなんだから。
珍しくお題に悩むなあ。 ついこの間、「協調主義」と「個人主義」の主張ディベートのお話を読んだので、なんだか「仲間がいるよ」という方向には持って行きづらい。仲間意識が高まれば、それに同調できないものもいる。 お互いを認め合って、不快のないように生きていけたらいいのになあ、と私は思ったのでした。 今日はいつもの感じじゃなくてごめんね。
勇気を出して、手を繋いでみる。 振り払われるかと思われたけど、素直に手を握り返されて僕は安堵する。 この気持ち、伝わったかな。 言葉は交わさずともその手とキミの横顔でその温かさを感じて、心が躍った。
「ありがとう、ごめんね」 彼は私の想いを受け取ったあと、そう言った。 驚きはなかった。 私なんて眼中にないだろうなって、思ってたから。 「ううん、大丈夫」 そう強がりながら、私は答えた。 嘘だよ、ほんとは大丈夫なんかじゃない。 張り裂けそうな思いも全て堪えながら、私はギュッと胸を抑えた。
僕の家、今は使われていない暗い部屋の片隅に それはあった。 形や色は見えない。 ライトの光を当てると、逃げるように去って行く。 出ていったと思ってあかりを消すと、姿はない。 だけどその部屋にいると、じっとりと見つめられるような視線を感じる。 まだいるのだろう。 そんな薄気味悪さを抱えながらも、年末の家の掃除があるので僕は仕方なくその部屋の扉を開けたのだ。
海へと体が投げ出されて、宙に浮く。 目に入るのは、逆さまのセカイ。 それは、死の淵に見るには綺麗すぎる。
眠れないほどドキドキする 体調不良か、はたまた、恋慕なのか。 深夜の静寂が部屋に広がる。 ベッドに横たわりつつも私の心は浮遊している。 静寂の中でも、脳内はキミからの言葉が頭の中で繰り返されている。 「明日、君に会いたい」 真夜中の時間が過ぎるにつれ、夢と現実の狭間で揺れる。 甘く切ないまま、夜は更けていく。
夢と現実の境が曖昧になる。 私は誰なのだろう。その現実の私を表明するものが何も無くなった時、私は何になれるのだろうか。 私はわたしだし、それ以外の何者でもないが、それを表明できるような何か秀でているものも無い。 私という個は、何をもって認識して、他に認識されているのだろうか。
さよならは言わないよ また逢える日がきっと来るはずだから、その時までこの言葉はお預けにしてくれないかな。 ううん、わかってる。これもそれも全部わたしのわがままだっていうこと。 だけど、わたしは今日の日を、これで終わりにしたくないだけなんだ。
光と闇の境界線。 この社会に巣食う闇は、いつでも私たちを狙っている。 自分には関係ないと思っていても、心が弱った時、傷ついた時に、大口を開けて待っている。 いけないと気が付いたときには、もう戻れないかもしれないよ。
見に染みてわかる、僕と君の距離。 それは物理的なものだけでなく、心もだ。 君が僕のことを何とも思っていないことを、僕は身に染みてわかっているよ。 だけど、それでいいんだ。君が特別な想いを抱いてなくても、傍にいてくれれば、それで僕は大満足なんだ。
泣かないで その涙はきっとあなたを強くする だからその悔しい気持ちは、もっと大事な時まで取っておいてね いつかは報われる日が来るから