ショートボブのきみがこんなにも愛おしかった。毎年春にしか会えないきみが大好きだった。恥ずかしいのか、顔は見せてもらったことがないけれど、真っ白な肌のきみを見つけるのが楽しみだった。 せっかくかわいいのに、人を傷つけたくないからあまり前には出ないようにしていると聞いたときは、もったいないなぁと思った。「かわいいんだから、うつむいていないでよ。僕はきみのおかげでまた幸せになれるんだよ」短文kurinoki/natsuki最近は短文を不定期更新。ねこがすき。