遠慮しているように見える
会社でフィードバック面談があり、たくさん褒めていただいたのだが、一方で「遠慮してるようにみえる」とのフィードバックももらった。守破離をモットーとしているので、入社して半年は「守」を貫こうと決めていたのが裏目に出てしまったというのもあるが、たしかに遠慮というか、相手に合わせなければいけないよなと思っている節はあるので、それでいいやと思っていたけどそろそろ社会人としてなんとかするかあという気持ちになった。
「〜であるべき」「〜なければならない」がいつもいる
自分の中で、たまにつらいなとひっかかりながらやっている瞬間は多い。それは自分の言葉を飲み込んで、「〜であるべきだから」とそうですね、と同調するときである。そうした時はきまってモヤってしまい胸がウズウズする。自分の中で思っている方がいいのにな、と思いつつ、同調しかできない。相手に合わせなければならない、というのが育った環境なのか、私自身の特性なのか、いつもいるのだと思う。
特に仕事の面では、新卒で入った会社が超トップダウンで上のいうことは絶対で全てYESと言え、と刷り込まれたのでより出てしまっているかもしれない。もっと遡れば、小学校の時に転校したあと意見しすぎてハブられたり、中学校の時にが気に食わないことがあるとすぐ無視するタイプの子といつも一緒にいて気を遣っていたのもあるかもしれないがそれはもう言い訳でしかないし時効だと思う。
飲み込んだ言葉は、自分でも見えない
相手に合わせすぎなのか、何か理由があって言葉を飲み込みすぎなのか、ブロッカーがかかり自分のこうだったらいいのになというものはすぐに上書きされてかき消されていく。「思ったこと言った方がいい」と言われるのだが、言おうとした瞬間には消えているので何も言えないのである。あとは私は極度のめんどうくさがりなので、飲み込んだ言葉をもう一度掘り返そうとするのにめんどくさくて、まぁいいや、となってしまう。あと考えるのもゆっくりで、あとから言葉になって出てくるのでスピード感に追いつかないのもあると思う。
とまあ、いろんな要因があって、言葉が出ないのだが、かき消されたものを掘り起こすよりは、埋もれる前にちゃんと出せるブロッカーをとりはずすほうが楽そうなのでそうしていきたい。
「〜なければならない」はどんなものがあるのか
というわけで、ブロッカーになっているのか意識するためにざっと羅列してみようと思う。プライベートではなくて特に仕事に絞ってのみだしてみる。
自分より上の立場の人のいうことは絶対でなければならない
自分の知識は浅いのでより知っている人の方が正しいので立てなければならない
時間がない時により時間がかかりそうなことを言う人の意見は通すべきでない
作業がより多くかかりそうな大変なことはいうべきではない
かっこいいことを言わなければならない
相手を傷つけてはならない
めんどくさいやつだと思われるようなことは言ってはならない
頑張って考えてきてくれたことは尊重しなければならない
・・・
つまり上下関係を異常に気にしている
書いてみて自分が自分より上か下で判断しているやなやつであるということがわかった。年上かそうでないかというより立場や自分が相手より詳しいかどうかによって変わる。たしかに後輩へのアドバイスはイキイキと出来るが、上司への相談はほとんど言葉が出てこない。あと仕事と関係のないフリーでやるものだと途端に水を得た魚のようにイキイキするのだが、これは上下のない世界でやっているからなのかもしれない。
というわけで今後は上下関係をとっぱらっていこうと思う。
ちなみにこのしずかなインターネット上では、すべてのブロッカーが解き放たれている状態で文章が書けているのでなんでだろうと思っていた。多分上にみられるとか、何も関係のないしずかな世界だからだ。理由がわかってすっきりした。
おしまい
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おまけ)「〜なければならない」だけが原因ではない
いやここまで書いてなんじゃそらって感じなんだが、くわえて私の言葉がでないのはこれらのブロッカーだけではなくて、途中で書いたこれの影響も大きい気がしてきた。
あと考えるのもゆっくりで、あとから言葉になって出てくるのでスピード感に追いつかないのもあると思う。
というわけで次回どこかでこのスピード感について紐解いていきたいと思う。