船井電機が破産というニュースに触れる。
それはもう29年前のことになるか。小学校入学を控えた私が初めて部屋に置いたオーディオ機器が船井電機製のミニコンポだった。
それ以降は国内ではあまり見かけなくなったが、アメリカを中心に展開していたという。最近はヤマダ電機専売でテレビを供給するメーカーになっていて、貴重なAmazon陣営のスマートテレビなど独自路線が見えていた。
地デジ移行需要が一段落した後は大手メーカーも苦境を強いられている分野だけに厳しかったのか…
と思ったら、M&Aで一時参入していた異業種の会社の負債がらみで訴訟を抱えて株券を差し押さえられたりといった本業以外の理由での破産となったのは非常に残念である。何が狙いでこのような道になったのか。