ゴールデンウィーク明け、しばし雨で気温が大きく下がった2日間、寝汗と共に眠りが浅くなった。そんなことが起きた、霜注意報と夏日予報が同時に出ている日の早朝に考えたこと。
自分が2月以降認識している睡眠の問題というのは、結局のところ、
それまでと同じような生活を送っているのに眠りが突然異様に浅くなった
というのが一次的な問題である。しかしながらそれ以上に、眠りが浅くなったことによって、
夜が長く感じる
翌日のパフォーマンスを心配してしまう
夜中に意識が生じることによってさらに余計なことを考えてしまう
といった点を気にしてしまい、そのことによる焦りが生じてしまっているという、二次的な問題がある。
勿論、客観的に見ても、眠れない あるいは 眠りが浅いよりは、きちんと眠れるほうがよいことは明らかであり、睡眠改善策に取り組んできた。しかしながら睡眠が乱れる原因には大きく分けて二つある。
生活習慣(睡眠直前のブルーライトはじめ光への曝露や食事・入浴など)
外的要因(ストレス、温度、湿度、気圧など)
一般に、生活習慣と一部のストレスは対処が可能だが、その他の外的要因は排除することはなかなか難しい。その排除しがたい外的要因による睡眠の乱れを人は「寝苦しい」と表現するのである。
人事を尽くして天命を待つという言葉がある。辞書では天命とは
人の力で変えることのできない運命
と説明されているわけであり、対処可能なものにきちんと対処しているのであれば外的要因に関わる話は運に任せるしかないのだ。
これは「運次第ではどうしても寝苦しくなる = 眠りが浅くなる」ことを意味し、上記の二次的な問題に対してどうするかということもまた並行して考えないといけない。