「AIタカスギが高杉社長を乗っ取って三度復活した維新都市SAITAMAで暴走(?)して、最終的に自らの霊基を手に入れる(つまり実装)」という妄想を思いつく限り書き散らしただけのプロット以下のメモ書き
時系列が前後したり話が飛んだりする
「ここからどうすればいいか分からん!」となってるので未完
タイトルは「AIタカスギの逆襲」「維新都市の頭脳は「二度あることは三度ある」と言う」とか考えたけどどうもしっくりこない
ぐだぐだ龍馬危機一髪、カルデア重工物語、高杉社長のバレンタインシナリオのネタバレあり
プロローグ
維新都市SAITAMAが再び復活したとダ・ヴィンチちゃんから招集がかかる。当然「何かしたのでは?」と疑われる高杉社長も呼び出されたが、管制室に来ない。管制室に来た龍馬、お竜さん、以蔵に聞くが今日は会っていないと言う。カルデア内をスキャンしたムニエルから「高杉晋作の霊基反応がない。霊基グラフには残っているから退去した訳ではない」と報告を受ける。ただカルデアでは特異点にサーヴァントが「引っ張られる」、つまり強制的にレイシフトさせられることもあるからその可能性もある。だが初対面だったSAITAMAでは黒幕だった高杉。それよりも「偶然か何かで手に入れた聖杯で特異点を復活させたのではないか」という疑念が湧く。
そこへ通常ありえない「外部から」の通信が入る。出たのはなんと高杉だった。やっぱりか、と半ば呆れるが高杉曰く「気づいたら特異点にいて、高杉重工……吉田コンツェルトに変わっているが設備はそのままだったのでこうして通信をしている。言っておくが今回自分は黒幕ではないからレイシフトで助けに来てくれ」とのこと。訝しみつつも、特異点を放置するわけにはいかないためレイシフトを行った。
ふと気がつくと懐かしいSAITAMAの地に立っていた高杉。「これが噂に聞く強制レイシフトというやつか。面白い」と思った瞬間、体の自由が効かなくなり膝をつく。どうにか抵抗しようとするがまるで自分の体ではなくなったかのように四肢が言うことを聞かない。視界すらも危うくなる中、目の前のモニターに自分の姿……いや、AIタカスギが映し出される。
「やあ、晋作。久しぶり、というべきかな。まぁ僕はカルデアに行ってからの君も知ってるわけだから少し違うか。……おしゃべりをしている場合じゃないな。AIが創造者に反旗を翻す。なんて展開、面白そうだろう?」
「そんなどこかで聞いたことがあるような展開、何処が面白いんだ。やっぱりSAITAMAから去る前に完全消去するべきだった」と言い返す前に、高杉の思考は暗闇に落ちた。
維新都市SAITAMA
レイシフト前に何やら考え込んだ様子の龍馬にマスターが話しかける。曰く、「何故通信に出た高杉さんは普段の長髪に白い格好ではなく、短髪になっていたのか」それが気になったらしい。短髪になること自体は霊基にも登録されているし、たまにカルデアでもその格好でいる。単なる気分だろう、と言う以蔵に「そうかもね」と曖昧に返す龍馬。
レイシフトした先にはかつてのSAITAMA、そして高杉重工があった。街の様子を見るが特に変わりはない。どうやらまた維新まんじゅうを作っているようなのには呆れるが。
高杉重工の社長室に着くと、そこにはいつもと変わりない、いや短髪の高杉晋作がいた。
「君たちが来るまでにこちらで色々特異点について調べたが聖杯は見つかってない。維新まんじゅう?せっかく工場も材料も残ってたから作ってみた。資金源は会社経営において重要だろう?なんでこの姿なのかって?そりゃ気分だよ。……と言いたいところだが何故かこの特異点に来てから再臨がこの状態で固定化されているんだ。そのせいかスキルも宝具も使えない。戦闘自体はなんとかなるが」
怪しいのもあってカルデアからスキャンしてみるが、原因は不明。ダ・ヴィンチちゃん曰く目の前にいるならともかく、特異点を経ている以上詳しい調査は難しいらしい。
ますます怪しいが、マスターとのパスはつながっておりカルデアの高杉晋作であることは間違いない。ので一旦置いといて特異点の調査を始めた。
なんやかんやで敵を倒して聖杯を手に入れる。トドメを刺したのが高杉で、敵から奪った聖杯を持った状態なので渡すように言う、が拒否。高杉は聖杯を空に放り投げる。高杉重工から超高速で飛んできたアラハバキ4号機が聖杯を回収。「やっぱり黒幕じゃん!」と叫ぶマスター。
次の瞬間、喀血して倒れる高杉。2臨になって起き上がり「今回の黒幕は僕のAIだ!僕より面白いことをするな!!」と叫ぶ。(あえて「病弱スキル」を発動させ、AIには体験したことのない苦痛によって乗っ取りから復活した)
敵に回ったメカは暴走するものである
(ここからなんかいい感じのが浮かばなくてAIタカスギが長々と語りだす)
「僕は君、高杉晋作を倒すために作られたAIだ。だがその目的は晋作自身がカルデアに勝手に破れたことで永遠に果たされることはなくなった。そのまま特異点と共に消滅するはずだったがあるとき復活を果たした。そして晋作もあのときの記憶を持ったまま再召喚された。「もしかして」、と思ったさ。だが晋作は僕自身には目もくれず、迷走した挙句"先生"と戦って破れ、最終的には自身を取り戻して特異点復活の原因となった腐った幕臣共を倒して、カルデアに行ってしまった。晋作にとって僕は既に用済みだったのさ。だがそれでは僕の「目的」が果たされない。だから同じ"ここ"で作られた機械であるアラハバキに僕のコピーを送り込んだ。アラハバキの製作には僕も関わっていたからね。バックドアを作るのは容易かったさ。そうして晋作にはバレないように潜伏していた訳だが……二度ある事は三度あると言うだろう。維新都市SAITAMAは再び復活を果たした。別に僕自身が聖杯を偶然手に入れた、とかじゃない。SAITAMAにはまだ放置してある存在がいただけさ。つまりだ。
そいつらをうまいこと倒して聖杯を手に入れる。そして僕は僕の霊基(からだ)を手に入れる。
何、器ならもう作ってある。この霊基(からだ)じゃない。これは晋作のだからね。僕が倒すべき存在なのに、僕が使いっぱなしじゃ倒せないだろう?だからこれは一時的に借りてるだけさ。僕は「高杉晋作の思考パターンのコピー」だから、乗っ取りやすかったというだけ。
アラハバキに送ったコピーとの縁で本体の晋作を特異点に引っ張り、更に特異点に来てから状況把握までの一瞬の隙をついて乗っ取った。晋作が出てきたら困るから意識は霊基の奥底に封じた。その弊害でスキルも宝具も軒並み使えなくなったのは想定外だったが。戦闘は、カルデアでの戦闘を事前に見ていたからそこから模倣できた。
晋作にあって僕にないもの、ボロが出る可能性のあるもの。それは「生前の記憶」だ。僕は思考パターンのコピーであって記憶を丸々コピーしたわけではない。カルデアに行ってからの活動記録はアラハバキに送ったコピーから得ているが、生前の記憶は別だ。知己との会話、カルデアのデータベースから補完はできるが完全には程遠い。
別に晋作に成り代わろうというつもりではないから、途中でボロが出るのは構わなかった。むしろどこで気づくだろうという楽しみすらあった。」
「……カルデアで面白い、それはもう個人的には一番の面白さと言ってもいい記録を見つけたんだ。名前はそう、「チェイテピラミッド姫路城」。そこで発生した機械がサーヴァントとしての霊基を得た存在「メカエリチャン」。彼女のようなめちゃくちゃな存在がいるんだ。僕のような存在だって、いてもおかしくないだろう?すなわち、
メカ杉!
え、ダサい?アラハバキも似たようなものだろう。まぁ普通にAIタカスギのままでもいいさ。
さぁ、晋作。僕は君を倒したい。君を倒すという目的がある。そのためにここまで来た。……なに?倒してどうするって?そうだな、元々は「天逆神に乗っ取られた晋作を倒して、新たなアラハバキが奇神としてSAITAMAに降臨する。僕はその管理AIとしてSAITAMAの頭脳で居続ける」だったが、SAITAMAだけに留まるのもつまらない。僕からすれば武蔵国自体に思い入れはないからね。
発端
バレンタインのときに君からもらったチョコレート。あのときは「気持ちはありがたくいただくとしよう」と殊勝なことを言ったが、実のところ、食べてみたかったんだ。
ひと目見ただけで分かる。これはサーヴァントひとりひとりに合わせて作ってある。わざわざ晋作に贈ったチョコとも違うものをマスター君は用意した。実体のないAIは食べれやしないのに。結局、チョコ自体は「晋作にバレたらまずいから」と言ってマスター君に回収してもらった。
AIに食欲はないはずなのに可笑しな話だ。
上記の思いつきは一ヶ月くらい前の夜中に思いついてスマホのメモにばーって書いて翌日いい感じにできないかと思ったんだけどもう全然ダメで。誰か書いて(他力本願)
「カルデア重工物語では腐った幕臣達が黒幕だったから、江戸城流血開城で一緒に殺された維新側もあるはずでは?」とか考えてたんだけどそもそも私が幕末に詳しくない。いっそこのあたりはなしでもいいかもしれない。
最後に唐突にメカエリチャンの話が出てきたのは私がメカエリチャン大好きだからです。流石に「メカ杉」はダサすぎるか?w
あと単純に「AIタカスギが高杉社長を(一時的に)乗っ取る話」を見たいのがあってそれありきで始めてしまっている。龍馬危機一髪での逆本は最初なんなのか分からなくてすごい怖かったんだけど正体が分かってからは怖くなくなったのが「未知に対する恐怖ってこういうことか~」となって、乗っ取りネタ、いいな……と。
でもAIタカスギが高杉社長のふりをしても龍馬や以蔵さんがすぐに気づきそうだよね。
AIタカスギはショップボイスでマスターを誘っているので事を起こす前にマスターを勧誘するかもしれない。でもマスターは高杉社長を裏切る真似はできないって断りそうだし。
うーん、いきなり長編は難しいな。他にも考えてるAIタカスギ関係のネタは「AIタカスギは高杉晋作の思考パターンのコピーであって全部のコピーではない。高杉社長っぽい口調や見た目になっているのはそっちのほうが違和感がないからで、ただの表面上、外側がそうなっているだけである。だからその外側がなくなってしまうとですます調で姿もない状態になってしまう(ChatGPTにプロンプト与えてそれっぽいことを言わせても実体は違うみたいな)」とか。それでどんな話になるんだというと何も出てこないんだが。