昨日、一昨日と人と過ごす時間が多かったため、今日はとことん一人の時間を過ごすと決めている。昼頃、父親が出かけたタイミングを見計らってリビングへ降りる。テーブルの上を見ると、私宛の小包があった。見に覚えはなかったが、送り状を見て先日不良品の件で連絡したにこやまポッケさんのラッコちゃんのガチャガチャを作っている会社からだと分かり、急いで開封。詫び状と一緒に、新品が同封されていた。文面がすごく丁寧で、迅速に良品を送ってくれたその対応の早さにときめいた。いま友達にあげる用も含めて手元に2個あるけど、さらに欲しくなってしまった。前まではぬいぐるみには情が込もるからちょっと怖いと思って買うのを躊躇していたのに、数年前に妹が大きなトムとジェリーのトムのぬいぐるみをクレーンゲームで取ってくれて以来、少しずつ買うようになった。あと、去年友人がぬいぐるみに関する展示を企画していて、ぬいぐるみはこんなに人に寄り添ってくれる存在だったのかということを実際にぬいぐるみと暮らしている人たちの声で知って、見る目が変わったのもある。ラッコちゃんを連れてお出かけしたいな、と思った。
気持ちのいい晴れで、晴れているとなにかしないと損しているような気分になってしまうから、洗濯をすることにした。洗濯物を干したり畳んだりはめんどくさいときもあるけど、無心になれるから結構好き。
先週買ったヴィアンの『日々の泡』を手に取った。人が身支度をする描写がずっと続いていて、これぞ小説の醍醐味よな、と少しずつ味わいながら読み進める。読みたい本は山程あって、どんどん買い集めているのになかなか進まない。でも、”本は待ってくれる”と森田さんも言っていたのでそのときが来るまで、もしくはその本に私が追いつくまでは、地道に日々の生活を続けていく他ない。
友人が「青春がしたい。シド・ヴィシャスになりたい」とストーリーに上げていたので、「じゃあ私がナンシーになる」とコメントした。