「日記は感想を書かないのが鉄則」という投稿を見かける。ただその日に起きた事実や目で見たことのみを書くのがいいそうだ。私は日記に心の動きばかり書いている気がする。他の人もそうなのだろうかと思い、『アンネの日記』を試しに覗いてみた。結構な自分語りが入っていて、安心した。いい機会だと思ってそのまま購入し、ついでに小川洋子の本も何か買おうと何の気なしに検索してみたら、これまでずっと読み返したいと思っていたのにタイトルを思い出せず、覚えている内容も曖昧で検索しても出てこなかった本があっさり見つかった。一目見ただけでそれだと分かり、思わず声が出た。思いの外直球なタイトルで、なぜこれまで見つからなかったのか不思議なくらいだった。やはり本は読むべきタイミングのときに現れるようになっている。
昨日から職業訓練の受講申込書とにらめっこしている。志望の動機や現在の状況を書く程度のものだが、なかなかうまくまとまらない。こういうときは少し離れたほうがいいのは分かっているが、提出期限は今週の木曜日である。あまりもたもたしている時間もない。ただひたすら机に向かっては、YouTubeを眺める時間を過ごしている。座りすぎてお尻がじんじんするので、ストレッチなどをしてみた。下半身がほぐれていく感覚に意識を集中する。
今日は火曜日だと思い、まーささんの週報を覗きにいく。「難しい知恵の輪に時間をかけて取り組むようなとき。~中略~もう後回しにするほど後ろに時間はないし、他の何の遊びよりもこれのクリアは解放感があります。頑張れ!」とあり、背筋が伸びた。後ろ向きになっている場合ではない。この道を見つけたということは、そこに行ける力があるからだ。そこから運を動かしていくのが自分の役目。昨日は昨日で狩野英孝が「1cm進むだけで何か見えるよ・・きっと。」と書いていた。とりあえず心に浮かんでいることを箇条書きにして出してみることから始めた。やりきった後の自分を想像しながら眠りに就く。