1月31日(水) 天気:雨 2024年は人生のターニングポイントになる予感

一月最終日。昼ごはんにはMINOU BOOKSで買っていたスコーンを焼き直して食べた。口に入れる前の一瞬でバターの香りがぶわっと押し寄せてきて、丁寧に作られた美味しいものというのはどうしてこうも匂いがいいのだろうと思った。一口ひとくちしっかり味わって食べた。

夜は鯖の味噌煮を拵えた。母親に「上手に出来てるね。鯖の味噌煮ってこうだよね」と言われて頬が緩んだ。美味しいものを作るにはどれだけ美味しいものを食べているかにもよると思うから、働きながらもほぼ毎日自炊して美味しいものを食べさせてくれていた母親に感謝している。

今月は本当に一か月しか経っていないのか、というほど濃い時間だった。個人的には父親と母親それぞれと久しぶりに衝突して始まった2024年。母親とは妹も一緒にぶつかったのでなんとなく仲直りになったが、父親とはそのとき以来会話することを諦めた。でもこれは始まりに過ぎないのだろう。でも、こうして日記を再開できて、運動も毎日続いていて、それだけですごく晴れ晴れした気分。1月は準備期間だと聞いた。ここからの数ヶ月で人生の舵取りの方向が決まると思うと武者震いが止まらない。ふと思い出して口座を確認すると、昨年日記祭に委託販売していた分の売上が振り込まれていて、なんとなくここから文筆業としての自分が始まっていく予感がした。

夜は久しぶりに妹とゲームをしたが、「今年は自分にとって人生のターニングポイントになったらいいなと思うんだけど、あなたもそうなの?」と聞かれた。まさにそんな予感がしている。一月はしっかり休んで自愛したので、二月からはそのしゃがんで溜め込んだ力の分、高く跳びたい。

@kusundatofu
いろんなところではみ出しながら生きています。郷土玩具、ラジオ、無駄なものが好き。