今年一緒に文学フリマに出る友人と作戦会議をするため、天神で待ち合わせた。会議の前に、たまたま今日あっていた音楽イベントにiimaのお二人が出るというので見に行く。そのとき、懐かしい顔を見かけた。前の職場の人たちだった。声はかけられなかったけど、元気そうだった。iimaのライブでは聞けると思っていなかった「最終回のうた」が聞けた。”いきて いきて なにがおわろうと あなたをいきて”との言葉に、視界の一番下がぼやけてきたのをぐっと堪えていたら、目の前にいた方がハンカチを取り出して顔に近づけたのを見て決壊。ライブが終わった後、こちらを見た友人に笑われる始末だった。最近得た「深刻になりたくない」という気づきを話すと、友人もちょうど同じことを考えていたという。また一つ今年のテーマに加わった。
その後ロイヤルホストに移動して作戦会議。でもほとんどしょうもない話をした。スタッフに新人さんと思われる人がいたけど、店長らしき人がついていて「頑張って」と励ましていた。
物語は結末が必ずあるものではない。そういう物語は、むしろその後の登場人物の人生を想像する楽しさがある。なにが終わろうと、人生は続くのだから生きるしかない。