3月21日(木)曇りのち晴れ|石橋を叩く前から橋の構造や材質などのあれこれを心配するタイプ

職業訓練で初めての対面指導の日。指導の前に洗濯機を回したら、なぜか柔軟剤が投入されない事態になり、二度ほどやり直したがだめだった。諦めて水の匂いのする洗濯物を干し終えたころに時間になったので慌てて参加ボタンを押す。対面指導の講師は毎回違うらしいけど、これまでの動画を見てきた感じ、声が大きくてハキハキしたパワー系の人が来たらどうしようと不安だったが、画面越しに現れた人は物腰柔らかい人でほっとした。何かの拍子で急にパソコンが落ちたり回線が切れたりしたらどうしようとハラハラしたが、無事初回を終えた。

その後、毎週必須の習得度テストを受ける。三回連続で不合格の場合強制退校になるため、絶対に間違えられないという圧の中意を決してページを開くと、拍子抜けするほど簡単な問題が並んでいて、逆に間違えていないか何度も確かめて回答を提出した。あっさり合格した。

試験も終わり、張り詰めていた気持ちが緩んだのか今ならずっと気が乗らなかった電話をかけられる気がして、勢いのままに二本かけた。私が勝手に身構えていただけで、かけてみるとあっさり事は済んだ。そのままいつか送ろうと思っていたメールも送った。私は石橋を叩いて渡るタイプと言うよりは、叩く前から「橋の構造は?材質は?途中で崩れたら?向かいから知らない人が歩いてきたら?」とあれやこれやと不安になって一歩を踏み出せないタイプな気がする。そんなことより、まず一歩踏み出してみたら案外その次もすぐ出せるのに。その勇気がなかなか出ないのが人生というのも重々承知している。

夜はぐちを唐揚げにして食べた。父親が珍しく完食していた。カードの引き落としに備えて家計簿をつけ寝る。

@kusundatofu
いろんなところではみ出しながら生きています。郷土玩具、ラジオ、無駄なものが好き。