職業安定所で2回目の認定日。今日は朝一だったため、必然的に早起きができた。職業訓練も良さそうなものをいくつも見つけたので、プリントしていそいそと持って帰る。
ちょうどブラックペッパーを切らしたからというのを口実に、またしてもショッピングセンターへ。こないだ引いたにこやまポッケさんのラッコちゃんがあまりにも可愛くて、友達にもあげようと再度引く。そしたら、明らかにお顔も厚みもクオリティも何もかもが違うものが出てきて、ショック。思わず問い合わせ窓口から連絡したけど、不良が認められた場合のみ良品の発送を以て替えさせてもらうとのことで、つまり送られてくるかどうかは不確かということだ。ものすごくそわそわするが、一応待つしかない。
ある程度買い物を済ませて帰宅しても、まだ午前中のうちだった。あまりの充実感に、早起きの尊さを知る。いつもより少し早く起きて、布団の中でだらだらスマホを見る時間をなくすだけでこんな過ごし方ができるのか。でも、布団の中でだらだらする時間も好きだから、あまり自分を責めないようにしておく。
午後はなんとなく気が向いて、部屋の模様替えをした。作業用BGMに中川家のラジオを聞いていたら、お兄ちゃんが髪の毛を切りに行ったら、その美容院が20代と思しき美容師さんばかりで、「イケオジになろうよ～☆」とか「パーマあてちゃう？」とかいう口車にうまくのせられてまんまとパーマをかけ、帰り際も「ばいば～い☆」と見送られたという話をしていて笑った。随分長いこと模様替えをしていたように思うが、それでもまだ時刻は15時を過ぎたころくらいだった。一日がとても長い。
蜂蜜でおなじみの通販会社から物々しい封筒が届いたと思ったら、「弊社の流出した個人情報リストにあなたの情報も含まれていました」というお知らせだった。お詫びとして500円分のクオカードが同封されていた。個人情報には、名前、住所、電話番号、性別が含まれているという。それだけの情報が流出して500円なんて、あまりにも軽く見られ過ぎていると思った。リストは業者の手に渡ったようだし、悪用されたり詐欺なんかに使われたりしたらと思うと気が気でない。たまらず母親に話すと、「えークオカードいいじゃない。そういえば昔うちにもそういうのが届いたような…」と、私の不安はそっちのけで自分のクオカードのことばかり気にしていた。それよりも、自分の情報が出たのがすごく嫌だしそのお詫びがクオカード500円はあまりにもひどいという話をしたくて何度か軌道修正をしたが、母親は「あなただけじゃないんでしょ」「そんなの気にしたってしょうがない」とあしらった。最後には、「じゃあどうすればいいのよ」と逆ギレされたので話を切り上げた。あまりに不安が伝わらなすぎたのが蟠りになりそうだったので、しばらくまともに会話をしていない父親に意を決して話してみた。すると、あっさり私の不安は伝わり、クオカードで済まそうとしているところにも引っかかったようだった。こういうときは父親のほうが話が通じるのを思い出すいいきっかけになったし、母親は昔のまま、相変わらずだなと思い知った。ある意味ありがとうだけど、でもやはり500円は許すまじ。