昨日はしゃぎすぎた分をひたすらだらだらして回復させる一日。『アザー・ブラック・ガール』を教えてくれた友人が、次にドラマ版『ナイルパーチの女子会』を勧めてくれた。原作の小説は読んだことがあったが、ドラマがあることは知らなかったので早速見てみた。水川あさみ演じる主人公の人との距離感の測れなさが、映像では仕草や行動で巧みに表現されていて、不気味だった。
ぼーっとしたくて、中川家の「おかんと温泉旅館にて」というネタをつけた。おかんの畳み掛けるようにとにかく何にでも何か一言言わないと気がすまない感じが、母親と重なる。コメントに、「おかんの文句の量=息子といれる幸せ」とあった。その視点で改めて母親を見直すと、なんだかとても愛おしく思えてきて、母親が帰ってきたら、テレビとかに文句を言っているのを微笑ましく受け入れようと思った。帰宅した母親は、大荷物を抱えていた。ぱんぱんになったエコバッグからは、ちらし寿司と鯛のあら炊きが出てきた。他にも牛乳やワイン、うどん玉などもあり、「なんでこんな重いものばっかりになったのよ」と嘆いていた。あら炊きを食べる段になって、「あら、お頭がなんか小さいね。だめなやつ掴まされたかな。よく見たはずなのに。前に買ったときよりも少ない気もする」と止まらなかった。でも、中川家のおかげで素直にうんうん、と頷いていた。去年の夏、仕事がしんどい時期にふと力を緩めてくれたのも中川家のラジオだったし、やはり中川家は人生を救う。ありがとう中川家。