2月11日(日) 快晴|漠然とした不安を抱くのは、未知の部分が多いから

朝起きたら、父親に「ありがとうございました。美味しかったです。おはぎ」と言われた。なんとなくもどかしくて、うん、とだけ答えた。

支度を済ませ、知人とのランチに向かう。行きのバスで、ジュンパ・ラヒリの『停電の夜に』を読む。まさかのオチに、しばらく車窓を眺めて過ごした。ランチは初めてJALのカフェコントレイルに行った。久しぶりのきれいな晴れ模様で、窓際の席は木漏れ日が差していて見惚れるほどだった。でも、日焼けするから少し離れたところでよかったなと現実的に考えてもいた。食事自体は普通だった。ゆっくりおしゃべりするにはちょうどいいかもしれない。

解散後、お試し暮らしの申請のために住民票の写しが必要とのことなので、初めてコンビニ交付サービスを利用してみた。しかも今ならキャンペーン期間中につき、一部10円で取り寄せできるという。ラッキー。操作は思ったよりは簡単で、あっという間に排出されてきた。ただ、そのためにマイナンバーカードを使ってしまったのは少し癪と言わざるを得ない。

ついでにH&Mにも寄り、目をつけていたスカートを試着。想像上ではすごく可愛いシルエットのスカートだったけど、私が履いたらものすごくずんぐりむっくりになったので泣く泣く諦めた。代わりに、ロンTとスッと履ける黒のパンツ(プルオンとは言わない)を買った。黒のパンツは何本も持っているのに、素材や形が違うからついつい集めてしまう。しかし2着買っても3000円強とは、驚き。ZARAを辞めてH&Mを選ぶようになって数か月経つけど、これはこれでこんなに安く買わせてもらっていいのかという気持ちになる。

帰宅したら、心待ちにしていたiherbの小包が届いていた。今回はいつも頼むものに加えておニューのスキンケア用品やサプリも注文してみた。レチノールとナイアシンアミドを使い始めるのだ。使い慣れた定番のものも大事だけど、ときどき新しいスキンケアを取り入れるとわくわくする。

移住の申請をしようと思ったけど、なんとなく気が進まない。気が進まないということは、何か引っかかっていることがあるからなのだろう。でもその何かがいまはまだ分からない。あと数週間で働きに出ている自分もまだ想像がつかないし、ここはやはり一度職業訓練に行くのがいい気がする。幸い学びたい分野のコースも数件見つけた。しかもオンライン受講ができるという。あとは、これを窓口で相談してみるだけだ。多分、未知で不確定な部分が多いから、漠然とした不安を抱いてしまうのだと思う。相談することで明確になるのなら、とにかく出してみることだ。学生時代のゼミの先生も、「完成させてから持ってこようと思わなくていい。途中でもとにかく見せてほしい」とよく言っていた。不安があるならとにかく出してみることだ。そして、やはりずっと気になっていた京都のゲストハウスに連絡してみよう。一度ボールを投げてみないと始まらないこともたくさんある。まずは聞いてみて、そこから先のことを考えよう。もう少し時間はある。日進月歩。ということで、連休明けに職業安定所に相談しに行けばいいので、いまはいったん忘れて日課のゲームをしよう。ローゲリウス倒したいなあ。

@kusundatofu
いろんなところではみ出しながら生きています。郷土玩具、ラジオ、無駄なものが好き。