2月13日(火)晴れ|無職でもしっかり夜には眠くなるし、お腹だって減る

今日は職業安定所に行こうと思っていたが、まだ充電が足りていないのか外に出る気になれずに明日に持ち越すことにした。呪術廻戦は最新話まで追いついたが、話が複雑になりすぎて胸焼けを起こしそうだった。ずっと戦闘シーンが続いていて、シリアスな場面も多いのも気分が一因な気がする。久しぶりに食べたカレーパンも、胸焼けに拍車をかける。

天気が良くて、ベランダに出てひたすら遠くを見つめていた。時折聞こえる鳥の声に耳を傾け、ただ日の光を浴びるだけというのがとても気持ちよかった。人間にも光合成は必要だ。ラジオすら聞かずに、ただ静寂に身を任せることの心地よさったらないが、これはいま無職だから享受できているのであって、もし仕事をしていたらこういう余裕は生まれていないかもしれない。そういうこともあって、しばらくはまだ働くのを辞めておこうかなという気持ちになっている。”働いている”という意識なく働いていてお金が入ってくるのが一番理想ではある。でも、そうでなければとにかく生きているだけでかかってくる税金を払うためにも、職業訓練に行くのが一番いい方法に思える。でも、今日はただ日光が気持ちよかったから明日に延期。そうこうしていたらAZさんが「なんか少しずつ動いてきている気がしませんか…?」とSNSに投稿していて、うわ、やっぱり今日行っとけばよかったかなと少し焦る。なにかしようと思って、とりあえずクローゼットを開けて、手持ちの服を全部取り出して要るものと要らないものの仕分けをした。コットン素材やボリュームがあるものは似合わないと分かっているので、潔く手放す。エレガントでスタイリッシュで洗練された空気を纏うのだ。それは分かっているのに、ついつい便利で着てしまうものもあるから、ぼちぼち折り合いをつけていきたいところである。

服の断捨離をしているときに母親が帰宅し、勝手に「一日家にいたのに何もしていないの?」と責められる妄想が膨らんだ。それで、何もしていない自分に罪悪感を抱いているのだなと気が付いた。今のところ、無職でほとんどずっと家にいるのに、ひたすらゲームをするかアニメを観るかばかりである。散歩に行ったり本を読んだり、図書館に行ったりというのはあまりできていない。その間にある違いは何なのだろう。本を読めば何かした気になれるのか。散歩をすれば偉いのか。どうしてそれができなかった自分を無意識に責めてしまうのか。私は人といることにものすごくエネルギーを使ってしまうほうで、回復するのに結構時間がかかる。でも、それって甘えと言われても仕方ないのではないか。きっと今は、全く考え方の違う両親とずっと一緒にいるから、二人とは違うということを日々目の当たりにしていてそう感じてしまっているのかもしれない。離れてみたらまた変わるかも。

夜は友人が勧めてくれた『アザー・ブラック・ガール』を観始めた。少しホラーな感じがあって、やはりこの友人とは気が合うなと思う。

無職なのに夜にはしっかり眠気が来る。毎日朝になれば目が覚めて、平和な時間が流れているこの瞬間がどれだけ尊いか、味わいながら今日も眠りにつく。

@kusundatofu
いろんなところではみ出しながら生きています。郷土玩具、ラジオ、無駄なものが好き。