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どうせ新しいことを始めても続かないし、こういう場所は他にも持っていて、新しいものをつくる意味がどこにあるんだろうと思うんだけど、前から気になっていたから、まあ、始めてみた。今日は新しいことを始めるのに、うってつけの日、そうでしょう?

文字を書くのは得意ではない。好きだとも思えない、嫌いだと言えたら良かったけど、嫌いはきっと嘘だ。自分の文字にいつだって価値を感じない。でもこんなものに価値を見出してくれたひとが私にもいて、それはありがたいことなのだった。きっとその事実を私は抱えてこれからもいるのだろうと思う。道標みたいだ。それでどこに行けるのかは知らないけど。

言葉をうまく扱えないまま生きてきて、きっとこれから先もこれを持て余しながら生きるのだろう。言葉を嫌いだというのは難しいな。好きだとも言えないけど。言葉を用いてしか我々は分かりあえないのに、言葉ですべてを伝えることは絶対にできない。言葉はどこまでいっても不完全だ。そんなことを考えていて、そんなことが本に書かれていて、嬉しくなったことを思い出す。1年前近く読んだ本に書かれていた。

抱負とか、そういうものについて考えていて、いつだってそういうものにぐるぐる巻きにされている。どうせ達成できないのに、そういうものを設定しては達成できない自分を嫌悪する。だったらそもそもそんなものは決めなければよろしいのだ。とはいえ、何もしなければ低きに流れ身であることを知っていて、努力もしないのも嫌悪するのであった。何と難儀であることよ。

特に何を書くとかは決めていない。次にいつ書くつもりなのかも知らない。そんなつもりでやっていこう。頭のなかがいつだってうるさくて参ってしまう。少しでも静かになってくれたら良いのにね。こういう文章を書いている時がいちばん気持ちが穏やかだ。読みにくいことや面白くもないことについては考えるのを辞めている。これはもうそういうものでしかないからだ、開き直っているから、まあ改善されないのだろうね。でもいちばん自分らしい瞬間ってうこういう文章を書いている時だなと思うのだった。