新卒入社した会社では入社前に変わったイベントがありました。
それは、新卒内定者の実家へ会長が訪問して、内定者の親と三者面談をするというものです。小規模な会社であり、内定者はほとんどが同じ県内の出身者だったのですが、それでも訪問する側としてはかなり大変だったはずです。今考えると、採用試験では分からない、どんな家庭で育ってきたのかを確認する意図もあったのだと思います。
その時に一番覚えているのは、「自分にとって何が楽しくて、リラックスできるのかを知る事が大切で、それが出来ればツラい時も持ちこたえられる」という話でした。当時はそんなものかな、とあまり気にしていなかったのですが、今ならとてもよく分かります。
自分はたまたま社会人1年目からランニング(ウルトラやトレラン含む)にハマり始めて、今でも週に3〜4日ぐらいの習慣になっています。以前は速く、長く走るために走っていましたが、今の動機はメンタルへの影響を占める割合が大きいです。
これまでメンタルがキツイなと思うことは何回かありましたが、走り終わる頃には心地よい疲労感とともにどうでも良くなって、やりすごせた事が何度もあります。
また、食事は1日3回のご褒美だと思っていて、どんなに忙しくても抜く事は想像できません。体調がかなり悪い時だけだと思います。実際に、時間がなくて食事が遅くなると、それだけで体調が悪くなります。
(おそらく母の影響で)初めてパン屋を見つけると必ず寄ってみたくなります。並んでいるたくさんの種類のパンを見るのってなんであんなにワクワクするのか。
最近は日産スタジアムの中にある「Sunday Monday Kitchen」のデリプレートとスイーツがお気に入りです。味はもちろん、惣菜に工夫がされていて目でも楽しむ事ができます。
「運動」は「健康」に置き換える事ができるかもしれません。そして、こういった話になると外せない「お金」は、健康であればなんとかなるだろう、と楽観視しています。
自分が何を楽しめるか、何をしたらリラックスできるかは、人それぞれ違うと思います。アーティストの作品を楽しんだり、旅行をしたり、お酒をのんだり。それらを知る事はとても重要です。
ただし、運やタイミングなど、自分がコントロールできないものも存在します。最後の最後にどうしてもダメな時は逃げる(例えば環境を変える)事は十分アリだと思っています。