連休が終わってしまった。テンションがダダ下がり。しかし会社には行かねばならない。今日は高校演劇部の先輩とごはんを食べに行く約束をしていた。ぼんやり仕事をして、連休と土日の間で人が少なかったり早めに帰っていく人も多くて、私も15時くらいでギブアップしてそそくさと退社した。
先輩との約束の時間まで本屋をぶらぶらし、今日はポイントが3倍の日だし500円券も持ってるし何か買おうかなあと思ったけれどそのときは特に何も思いつかなくて、まあ別に無理して買わなくてもいいかと一旦本屋を離脱。まだ時間があるのでカフェでチャイをお供にチョン・スユン『言の葉の森』を読む。そうしたらこのチョンさんが韓国で太宰を翻訳した人だそうで、エッセイの中にたびたび太宰の名前が出てくる。太宰かあ、そういえば『斜陽』とかももう一回読みたいかもしれないなあと思い、1時間ほど本を読んでカフェを出て本屋に戻る。本屋に戻って太宰の『斜陽』を手に取り、あとコミックコーナーに立ち寄ったら魔法騎士レイアースが再アニメ化記念で初期単行本のカバーが復刻になっており、そう! 私はかつてこれを持っていた! しかし高校時代に友達に無印と2を貸したら何故か2しか返ってこなくて無印が永遠にどこかに行ってしまった! ということを思い出し、久しぶりに見る復刻カバーが懐かしく、気がついたらレジへ持って行っていた。それにしても、やっぱり初期CLAMPの絵は綺麗だし、初期CLAMPの単行本はどれも装丁が凝っててすごく良かったな〜ということを思う。私のレイアース単行本も、できればずっと持っていたかった。無印単行本のあのぷくぷくした箔押しとか、今じゃもうできないでしょ……

今日のお店はイタリアン×焼き鳥のお店。焼きカプレーゼとかいいね! スパイシーチキンもいいね! とりあえず焼き鳥も食べよう! あと前菜盛り合わせも! とか調子に乗ってどかどか注文したら結構量が多くて、一生懸命食べることになった。とは言いつつ結局パスタも食べたし〆のお茶漬けまで食べてしまったし、元気にたくさん食べるのはいいことである。先輩はこのシルバーウィークで北海道に旅行に行ったら台風で羽田空港がめちゃくちゃになり帰りの便が欠航に次ぐ欠航で結局9時間かけて陸路で帰ってきたそうだ。ひえ〜、大変だ。お土産にマルセイビスケットをいただいてしまった。嬉しい!
お店を出て駅前まで戻ってきて、駅前のHUBに寄って一杯だけ飲んでアジア大会を見た。女子100mの決勝だった。やっぱり足の速い人はいい。10秒ちょっとで勝負が決まる世界はヒリヒリする。HUBの企画でシーバスのショットを注文したら1枚くじを引けるキャンペーンをやっていて、先輩が面白そう! と言って1杯だけ買ってくじを引いたらA賞のTシャツを当てて笑ってしまった。お店の人からも拍手で祝福されていて大変良かった。

『斜陽』はもともと家にもあるのだけど、すごく古い本で黄ばみがひどくてボロボロで、これで再読するのはあんまりピンとこないなあということで買い直したのだった。左が昭和56年の斜陽。定価200円。200円?! 45年前は太宰を200円で買えたのか。この斜陽は父のものなのかはたまた死んだ祖父のものなのかわからない。太宰、『津軽』とかも読んだような気がしているけれど家のどこを探してもないので気のせいかもしれない。太宰は別に好きでも嫌いでもないけど、三島と同じで、死ぬまでに全部読めたらいいかも。蜷川実花が撮った小栗旬の太宰の映画は左利きの太宰(小栗旬)という以外は何も覚えていない。「次の小説は……斜陽だ!」と小栗旬が言ったその2秒後に斜陽が刊行されていたのには笑ってしまった。