20240113

kyri
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今日の朝刊の一面「住宅再建に最高300万円」。富山県はこの地震で家が半壊・全壊となった世帯に最高300万円を支給するそうだ。十分なのか少ないのかわからない。でも家を一軒買ったり建てたりするのは何千万円とかかることだから、それを考えると微々たるものだなという気もする。ないよりはマシですが。

昨日の朝刊の一面「被災受験生「力出し切る」」。この朝刊のおかげで思い出した、今日は大学入学共通テスト。この地震で被災して、試験を欠席する学生には後日追試があるという。新聞には、被災で家がめちゃくちゃになり、片付けに追われ、自室が使えなくなったので居間や公共学習スペースを使って勉強してきた学生のことが書かれていた。私が彼らの立場だったらどうしていただろう。だけど諦めることはしなかっただろうと思う。だって今まで長い間、本当に長い間、高校に入学してから今までずっとこのために勉強してきたんだから。学生たちは家から試験会場に行くのは難しいから、富山市のホテルに前泊して向かうとも書かれていた。頭が下がる。ひたむきに、いろんなことを我慢しながらひたむきに勉強に打ち込む学生には今、この歳になっても頭が下がる。いつも通勤のときに同じ電車に乗る、私の母校の制服を着た女の子を見ては、頭が下がる。しんどいよね。だけど、ゴールは絶対に来るから。

私が受験生だった時はまだ「センター試験」だったのだけど、試験の日は毎年雪が降るというジンクス通り、私の年も雪が降った。ちなみに今年も雨はこれから雪に変わる。私の試験はほとんど滞りなく終わったけれど、英語のリスニング試験中に会場の横をパトカーが爆音のサイレンを鳴らしながら走っていって、問題が何も聞こえなくなったことを覚えている。あと、数学ⅡB35点だった。赤点じゃん。自己採点の時に思わず「35点!」と声を上げてしまって、担任も私の点数を見て笑うしかなかった。でも一応大学は受かったので、ラッキーとしか言いようがなかったですね。

そうそう、死ぬほど悩んでいた6月のイベント(june bride fes 2024)ですが、お友達にも背中を押されて申し込んじゃいました。参加します。今二次創作アカウントのtwitterで連載している話を完結させて本にしようと考えてます。この進捗がどうしてもだめだったら今までtwitterとpixivに載せてきた短編と連作をまとめて本にします。正直今からまじの弱気でもうだめだ死ぬしかないみたいな心持ちでいるんですけど申し込んでしまったからにはお金も勿体無いし走れるところまで走らなくちゃしょうがない。ちなみに今twitterで連載してる話というのはこの日記でしばしば「つらくて書けない」とこぼしてる話です。もうつらくて書けないとか言ってる場合じゃなくなってしまったよ。つらくても書くんだよ。ということでこの日記を書いたら続きに取り掛かりたいと思います。つらいですが。『レザボア・ドッグス』がリバイバル上映されるので、どうかな〜行こうかな〜と思ってたんだけどタランティーノのバイオレンス描写が結構苦手というか、きついな…ということに『パルプ・フィクション』を観て気づいてしまったので、今回は見送ろうかと思う。来月もっと観たい映画が続くので、今月はせめて二次創作を頑張ります。頑張りたい。

赤ブーの申し込みサイト、会員登録しようとしたら既にされてて、なぜ? と思ったら、10年前の創作イベントの参加履歴が出てきて仰天した。あれって赤ブー主催のイベントだったのか。社会人になって初めて参加したイベントだった。当時創作BLで本を作っていたので、度胸試しではないけれど、私の本が売れるかどうかを試してみよう、みたいな感じで参加したような気がする。結果は、少し売れたけど、それもそもそもお客さんが少なかったからだった。だけど見本誌コーナーを見てスペースに来てくれた人もいて、実りはあった。当時書いてた創作BLのキャラクターたちは今も私の心に生きているけれど、もうだいぶ遠ざかってしまったのを感じる。書いていた頃は、もう一生彼らと生きていくんだってくらいに思っていたのに、時間の流れはいろんなことを後ろに、後ろにやってしまうものだね。それでいいんだと思うと同時に、少し寂しい。

@kyri
週末日記